野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
北見でも36.9度まで上り、帯広に次ぐ暑さでした。
一転して、今日は凌ぎやすい気温(28度予想)ですが、大雨になるとの予報です。
(大雨洪水警報出ていますが)
昨日の猛暑の中をバカが登山に行きました。(野付ウシのことです)
標高1,500mなら少しは涼しかろう、とも思ったのですが・・・果たして。
雌阿寒岳(1,499m)は既に登ったことのある山ですが、今回は初ルートです。
通常はオンネトー側か野中温泉から登る人がほとんどです。
今回は山を挟んで裏側から登る「クラシックコース」ですね。
かつては阿寒湖側から林道を入って、このルートを利用することが多かったようです。
家を出たのは6時前...津別を通り、阿寒湖温泉の手前からフレベツ林道を10kmほど入ります。
林道は先へ続きますが、途中に「雌阿寒岳登山口」があり、駐車スペースがあります。

既に先客もいてなんとなく一安心です。 07:15既に25度になっていました。

準備をして登山口から更に林道を進みます。(500mほどは旧林道)ここから山頂までは5.5kmほどです。

林道から林間のルートへ。 登山客が少ないこともあって整備は数年間手付かず? 笹を漕ぐように進みます。

3合目近くまではとにかく胸まである笹を漕いで進みます。足元がよく見えないです。

倒木がかなりあって、迂回したり上を超えたりですね。

幸いなことに笹だらけの道を歩いても「ダニ」がいなかったこと。

少し雰囲気が変わり、笹漕ぎは終わりました。視界もだんだん開けてきます。45分経過です。

傾斜地を抜けながら進みますが、急勾配がない登山道ですね。暑いのでペースも落とし水を補給します。

右手に白いものが見えていましたが、近くまで来ると火山の跡で硫黄が露出しています。(活火山ですから)

登山口から2km来ました。 この前後からはハイマツのトンネルが延々と続きます。

まったく風があたりませんので暑かったですね。それとハイマツの下は状態をかがめて歩くので腰が疲れます。

前方に「剣ヶ峰(1336m)」が見えてきました。 とんがり山の左へ回り込んでいきます。

五合目まできました。 およそ100分経過です。

相変わらずのハイマツくぐりで「キバナシャクナゲ」が少しだけ。 既に先終わる時期でしたね。

六合目もハイマツトンネルの中でした。 トンネルの中は枝が突き出していて、随分と頭も小突かれました。
トンネル以外でも、樹木の枝が伸び放題でしたので、とにかく足元が見えない、頭がぶつかるの連続でした。
途中で遭った登山客も「数年ぶりで来たけどひどい荒れようで驚きました」と言ってましたね。
登山客が少ないルートまでは手がまわらないのでしょう。

突然右手に現れたのは大きな石に彫られた『南無妙法蓮華経』??らしき文字。 「法華岩」と言うようです。

徐々に高度を上げてきたので、視界がひらけたところで阿寒湖が見えてきました。遊覧船も見えます。
野付ウシにしては珍しく、水分補給と小休憩を繰り返して進みました。この先は木もなく日陰がなくなります。
直射日光がビシバシ! 紫外線は最強レベルのようです。(長袖でしたが暑くてまくり上げています)

剣ヶ峰の麓を回り込むあたりから、少しだけ花が見えてきます。 これは「マルバシモツケ」ですが、もう終盤でした。


とにかくたくさんみられるのが『イワブクロ』です。

登山道脇にたくさん群生、或いは一株ごとに散在しています。

ちょうど今が見頃のようです。

七合目まで来ました。

上を見上げればトンガリ岩がゴロゴロしています。 何か落ちてきそう!

地を這うような僅かな植物以外は、荒涼としたガレ場が見えています。風が心地よい!

ここでようやく山頂が見えてきました。 左が「阿寒富士」、右手のなだらかな山が「雌阿寒岳」です。
およそ2時間経過です。
時間的に大した長さでもなく、写真も少なめですが、この先は次回へ持ち越しとします。m(_ _)m
※山歩きの記録は 『こちら』 にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
応援ポチッとお願い!


にほんブログ村
- 関連記事
-
- 雌阿寒岳2017-2
- 雌阿寒岳2017
- 2017摩周岳(カムイヌプリ)
« 雌阿寒岳2017-2
猛暑続く »
こんにちは
いや~ この暑さの中をですか
野付さんの、タフさには頭が下がります
山親爺 #- | URL
2017/07/16 15:00 | edit
暑かったですねぇ~
旭川は33.6℃でしたが、充分暑かったです。
今朝の最低気温は22.1℃(4:15)でしたが、
今現在の気温は19.2℃。
なんだか変!最高気温が午前中の気温になりそうです。
ほんと野付ウシさん、フットワークが軽いですねぇ。
それを見送る奥様エライなぁ~
それぞれが自立していらっしゃるんでしょうね。
わたしは夫におんぶに抱っこです。(;´▽`lllA``
うん。うん。この季節は「水分補給と小休憩」大事ですね。
無事にお帰りですね。
お疲れ様でした。
くぅ #Dv6DZoa6 | URL
2017/07/16 15:01 | edit
素朴な質問ですが?
かなりキツそうに見えるもので・・・
登山口と書かれていますが、登山届とかは必要ないのですか
れみわ #- | URL
2017/07/16 16:22 | edit
Re: 山親爺さんへ
山親爺さん..コメントありがございます。
> いや~ この暑さの中をですか
> 野付さんの、タフさには頭が下がります
**7割が樹木やハイマツが陽射しを遮りますので、
多少は暑さを防げたのかもしれませんね。
本当は風を期待していたのですが、山頂付近で少しあっただけでした。
野付ウシ #- | URL
2017/07/16 17:46 | edit
Re: くぅさんへ
くぅさん..コメントありがございます。
> 旭川は33.6℃でしたが、充分暑かったです。
**北見がプラス3度でしたか、でも夕方急速に涼しくなりましたよ。
これが北海道の良いところ!
> ほんと野付ウシさん、フットワークが軽いですねぇ。
> それを見送る奥様エライなぁ~
**昔からこんな感じで、それぞれが動き回っています。
> うん。うん。この季節は「水分補給と小休憩」大事ですね。
> 無事にお帰りですね。
**さすがに30度越すようだと、大量の水分を意識しますね。
真夏以外は仁頃山往復で200ccもあれば余すんですけど...
野付ウシ #- | URL
2017/07/16 17:50 | edit
Re: れみわさんへ
れみわさん..コメントありがございます。
> かなりキツそうに見えるもので・・・
> 登山口と書かれていますが、登山届とかは必要ないのですか
**キツくなくても登山道があるところに「入山ポストあり」ですね。
基本は氏名や住所、人数・予定コースなど記載してから登るのがルールです。
でも、初心者コースなどでは記載しない人も少なくないですね。
私も地元の仁頃山は年に百回以上登りますが、記載しません。
野付ウシ #- | URL
2017/07/16 17:54 | edit
なにか
事件が起きそうな前振りですね。
ワクワクしながら読み進めると「続く」ですも(笑)
やだな~
それにしても昨日は暑かったですね~
watanabe #- | URL
2017/07/16 19:39 | edit
Re: watanabeさんへ
watanabeさん、こんばんわ。
> 事件が起きそうな前振りですね。
> ワクワクしながら読み進めると「続く」ですも(笑)
**すみませんね、m(_ _)m
そんなつもりはなかったんですけど...何事も起きませんでしたよ!
> それにしても昨日は暑かったですね~
**もう少し涼しいと期待していたのですがねぇ...
野付ウシ #- | URL
2017/07/16 19:41 | edit
雌阿寒岳は 何度も登ったけど
オンネトー側からで
阿寒湖が見えるけど
長距離 登山だと 思って
阿寒湖からは まだ 登ってません
北海道のくま #- | URL
2017/07/16 20:48 | edit
野付ウシさんへ
こんばんは。
暑い中の登山お疲れ様でした!
我が家は予定では今日雨竜沼湿原に
登る予定でしたが
土砂降りになりました。
暑すぎる中の登山は
私にはちょっと自信がありません(^_^;)
でも野付ウシさんを見ていると
楽々のようで
普段から登ってらっしゃるから
流石!体力ありますね!
iomama #rjxAb6ec | URL
2017/07/16 23:42 | edit
Re: 北海道のくまさんへ
北海道のくまさん..コメントありがございます。
> 長距離 登山だと 思って
> 阿寒湖からは まだ 登ってません
**いわゆるクラシックコースと呼ばれますが、少し距離が長いですが、
急勾配がほぼ無くて、時間的にはオンネトーコースと同等です。
笹ヤブとハイマツくぐりが少し長すぎますけど...
野付ウシ #- | URL
2017/07/17 15:08 | edit
Re: iomamaさんへ
iomamaさん、コメントありがございます。
> 我が家は予定では今日雨竜沼湿原に
> 登る予定でしたが
> 土砂降りになりました。
**残念でしたね、雨竜沼はこちらから遠くて行ったことありません。
> 暑すぎる中の登山は
> 私にはちょっと自信がありません(^_^;)
**普段から歩いていないと無理はできませんからね。
> 普段から登ってらっしゃるから
> 流石!体力ありますね!
**今のうち、歩けるうちと思っています。
病気・怪我が無ければ、あと10年は大丈夫でしょう。
野付ウシ #- | URL
2017/07/17 15:11 | edit
| h o m e |