野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
月曜日はいつも少なめですが、気温の予想もあって控えた人もいたのかなぁ・・・
仁頃山の山頂からは、空気が澄んだ日には遠くの山も見通せますが、トムラウシ山もよく見えますよ。
今回登ったことで、また親しみも湧きそうですよ。^^;
さて、トムラウシ山の登山記事、その2となります。
「前トム平」まで登り、ちょうど登山ツァーのグループに追いついたところでした。

①この先は少しだけハイマツの中を抜けて、更にガレ場の道を進みます。トムラウシ山は右手奥の方になります。

②少し登った場所で後方を振り返ると、ハイマツの中をツァーグループが登ってくるところです。

③積み上げたケルンの上には相当重そうな石が乗せてあります。ガイドブックなどの写真にも出てきます。

④道の先で一旦下へ降りることになります。 そこからまたイワゴロのルートが待っています。

⑤ここを登っていくことになります。何箇所か危なっかしい場所はありますが、ゆっくり行けば大丈夫です。

⑥途中から振り返ると岩の間にロープもありますが、野付ウシはあえて使いません。非力な人にはありがたいロープです。

⑦岩場を過ぎると少し緩やかになり、アチコチ見る余裕が。様々な形の巨大な岩があります。

⑧これは左側にみえた「カメ」に見える岩ですが、大きさは家一軒どころではなく巨大ですよ。

⑨なんて思っていると、また岩場を下ることになります。一番底まで降りてから、また岩と土の道を登ります。
こういう繰り返しが多いと、精神的に疲れますね。 (画像左手に道が見えています)

⑩降りる途中にあった巨大な岩山です。この下を回り込むように降りていきます。

⑪庭石と池みたいなものが散りばめられた風景に見えますが・・・

⑫降りた場所にある標識は、見たまんまの「トムラウシ公園」でした。
山の向こう側になる「縦走ルート」には「日本庭園」や「ロックガーデン」もありますね。(今回は通らず)

⑬湿地になっていて花も咲く場所ですが、この時期はほぼ終わっていますね。中央の岩場をまた登ります。

⑭この周辺は巨大な奇岩が多数ある場所です。

⑮トムラウシ公園から岩場を登って、振り返ると登山ツァーの人達が公園に向かって降り始めたところでした。

⑯緩やかな登りになり、周囲を見る余裕も出てきました。
巨大な台地と沼のようなものが見えますが、沼ノ原台地かもしれません。

⑰反対側には十勝連邦の山が見えてきました。

⑱トムラウシ山の一部ですが、上の方はこういう岩だらけですね。

⑲やっとトムラウシ分岐までやってきました。十勝岳方面、忠別岳方面へと縦走できます。
ここで、少しだけ休んでオニギリ食べました。最後の踏ん張りどころですから。
土曜日なので、キャンプ場は夕方には様々な色のテントで賑わいそうです。
この山は見る方角により変わりますが、全体を見渡すには反対側となる忠別岳や化雲岳からの眺望がベストでしょう。

⑳見上げると多くの人が岩場を登っているのが見えます。野付ウシも腰を上げました。

㉑一段登ってから緩やかになりますが、最後の急登が待っています。中央が山頂になります。

㉒山頂に人が見えてきました。そこを目指して登山者が進んでいきます。

㉓いよいよ、という場所ですが、ここで足がツリそうになって一時停止! 膝をかばいつつ歩いているので悲鳴を上げたかな?

㉔1分足らずの足休めで、山頂へ上り詰めました。 三角点があります。
そして、ようやく山頂に立つことができました。所要は4時間10分ほどでした。
山頂の岩場は窪みもあって、十数名が散らばって休んでいます。
標高は2,141mですから、本州の山に比べたら「序の口じゃん」と言われるでしょうね。
でも富士山に匹敵するほどの厳しい環境と、到達には気力体力が必要です。
そこが登山者が憧れる所以なのでしょう。
昨年登った「ニペソツ山」も同等に、憧れが強い北海道の山ですね。

㉕山頂での自分の写真は、めったなことで撮りませんが、今回は立っていた人と相互に撮影し合いました。
きついルートですから、二度目は無いかもしれませんので。
徐々に登山者が増えてきたので、のんびりできそうもなく、水分補給してから下山に掛かります。
この先は、次回へ・・・
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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おはようございます
荒々しい岩場の連続、爺のような素人には到底無理だなと(笑)
此処を上るの野付さんの体力、健脚には頭が下がります
今日も暑い日になりそうな当地、日中は30℃近くまで上がるそうです
山親爺 #- | URL
2020/08/25 08:19 | edit
巨石だらけですね。お疲れ様でした。
写真を見ているだけで、足が吊りそうになりました(笑)
これだけハードな登山だと、下山してから飲むビールは格別なんでしょうね。
マラどーな #- | URL
2020/08/25 10:22 | edit
おつかれ~
ぐーたらが身についているわたしには、考えられないわ。
さすが、マスクをして登ってる人はいないよね。^^;
くぅ #t5k9YYEY | URL
2020/08/25 11:51 | edit
Re: 山親爺さんへ
山親爺さん..コメントありがとうございます。
今回のように距離の長いルートは、この辺が限界ですね。
キャンプしながらの縦走は興味ありますが、寝られないので体力的にきついですね。
こちらも空気は秋っぽいですが、気温は30度超えました。
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 15:05 | edit
Re: マラどーなさんへ
マラどーなさん..コメントありがとうございます。
見ていても歩いていても足がつりそうになります(笑)
何度か「ここぞ」の場面で足が痙攣起こしたこともあり、特に慌てず収まるのを待つのみです。
下山してすぐに温泉、ビールならいいですよね。
私の場合は3時間以上車の運転ありますので、濃いコーヒーがぶ飲みで帰ります(笑)
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 15:08 | edit
Re: くぅさんへ
くぅさん..コメントありがとうございます。
近年は若い人~高齢者まで女性単独の登山者が増えていますね。
体力だけでは無いのもわかりますね。
マスクはいなかったですが、日焼け帽子の覆面女性はいましたね。大変だなぁ。
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 15:10 | edit
こんにちわ
なかなかの健脚ですね。
登ってみたいですが、無理みたいです。
アプダウンがあると、帰りが厳しいですよね。
お疲れでした。
閑人 #- | URL
2020/08/25 15:34 | edit
こんにちは。
すごいところをアップダウンして進むのですね。
とても私には無理と思いながら拝見しています。
ロープを伝わりながら昇ったりもするのですか。
ゴロゴロ石を見ただけでしり込みします。
山頂についた時は達成感があるでしょうね。
記念写真。
星のシールが邪魔ですよ(笑)よく見えません。(爆)
aya #qrkYHVP6 | URL
2020/08/25 15:44 | edit
Re: 閑人さんへ
閑人さん..コメントありがとうございます。
近郊の山へ年間140回ほど登っていますので、それが基礎になっています。
帰りの登り返しがキツイですよね。登山口に戻るだけなので、気持ち的に落ちていますから・・・
昨年のニペソツに近い感じで、これくらいが私にとって限界かもしれません。
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 16:10 | edit
Re: ayaさんへ
ayaさん..コメントありがとうございます。
岩の間隔が空いていたり、滑りやすい場所ではロープが役立ちますね。
便り過ぎると危険もあり、慎重に選ぶ必要があります。
キツかった分だけ山頂に立った時は、皆さん同様に興奮しますよ。
特に初めて登った山では、そうなりますよね。疲れを忘れる瞬間です。
若い青年なら顔出しですが、疲れたオヤジの顔ですからね、隠したほうがいいです。
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 16:13 | edit
こんにちは!
前回書いておられたトムラウシの遭難事故は私もリアルタイムに記憶していますし、何かの番組でも再現ドラマで見ました。ある程度の慣れた人でも事故は起こり得ますが、今日も「北海道富良野市の御茶々岳に入り下山できなくなった大阪府の男性が、捜索中の警察のヘリコプターに無事救助されました。」というニュースを見ました。男性は半袖半ズボンというまったく登山には適さない装備だったとか・・なめてはだめですね。
ちなみに私も元気なうちに羅臼岳や利尻山など北海道の夏山に登りたい気持ちはありますが、家から近い六甲山でもヘロヘロで、無理だろうなあと感じています。
なべさん #- | URL
2020/08/25 16:59 | edit
Re: なべさんへ
なべさん..コメントありがとうございます。
現場近くに行ったわけですが、あの事故は7月でした。今は8月ですが、大きく変わらないでしょうね。
今回も荷物は小さすぎで、短パンにTシャツで靴もローカットの運動靴・・・という人を複数見掛けました。
北海道の2千m級の山を舐めてますね。一昨年も大雪山緑岳で私が登った直後に関東の人が亡くなっています。
7月末でしたが、薄着の状態で防寒具は無かったようです。本州の3千mクラスと同等ですからハイキング気分では危険ですね。
夏でも最小限の防寒着は必須ですからね。普段から歩き回っていれば羅臼でも利尻でも大丈夫です。
ただ、旅行で来られる人は天気を選べないので、そこに無理が働きますね。
機会があればチャレンジを!
野付ウシ #- | URL
2020/08/25 17:23 | edit
お疲れさまでした。
登山者が多すぎますね。
写真1枚撮るのも過酷と思われる険しそうな山にもかかわらず、たくさんの景色を撮られて野村ウシさんの余裕に脱帽です。奇岩が珍しい、人気のある山なんでしょうね。
ふーびー #- | URL
2020/08/25 22:34 | edit
おはようございます。
十勝連邦が見える風景は絶景ですね♪
でもそれを見る為にはこれだけの苦労がある・・・(^^ゞ
最後に野付ウシさんが登場されて驚きました。
さすがですね。体は引き締まっておられるしカッコいい。(*^_^*)
ケイ #UODr0Lv2 | URL
2020/08/26 05:10 | edit
Re: ふーびーさんへ
ふーびーさん..コメントありがとうございます。
今回も荷物の他に1Kgほどある一眼レフ持って歩きました。実際はコンデジの出番が多かったですけどね。
余裕というか、単に慣れてきただけで、やはりドッと疲れましたよ。
トムラウシ山は本当に奥深くにある山です。理想は北からor南から縦走するのが一番でしょうね。
今後は遠くから、近くから眺めつつ歩こうと思ってます。
野付ウシ #- | URL
2020/08/26 08:25 | edit
Re: ケイさんへ
ケイさん..コメントありがとうございます。
お天気にも恵まれ、トムラウシから北も南もなんとか見えました。
前後を見ると縦走してみたくなりますね。
山頂に立つと疲れも忘れてしまいます。その爽快感でまた山に登りたくなるのでしょう。
自撮りもほとんどやりませんので、自分の登山した画像はほとんどありません。
今回はノリで撮ってもらいました。
野付ウシ #- | URL
2020/08/26 08:30 | edit
こんばんは♪
あら、ツアーグループを追い越されたようですね。
さすが、勝手知ったる実力ですね。👏
ケルンとは石を積み上げて作ったモノのことですか?
それにしても巨大な奇岩ですね。
山頂付近は石庭みたいで・・・いい景色ですね。
でも歩くにはキツイのでしょうね。
ロープ無しで上るとは危険じゃないですか。
ともあれ、登頂おめでとうございます。
記念写真を撮りたくなる気持ち よ~く分かります。ヽ(^o^)丿
ささにしき #- | URL
2020/08/27 23:38 | edit
Re: ささにしきさんへ
ささにしきさん..コメントありがとうございます。
ゆっくりペースでしたが、身長が低い割に歩幅が大きめなので、つい早めになります。
長い行程ですから、1時間前にスタートした人に追いつくこともありますね。
グループはどうしても行動が遅くなりますね。
ケルンとは積み上げた石の山を指します。よく見掛けますね。
今回の反対側のルートも岩だらけで「ロックガーデン」という場所もあるほどです。
ロープは使い方次第で、あまり頼り過ぎても怖いものです。
日帰りでは遠い山でしたが、ようやく希望がかないました。
丁寧なコメントいつもありがとうございます。
野付ウシ #- | URL
2020/08/28 08:31 | edit
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