野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
今日は少し雲もあるため、30度まではいかないようです。
さて、7月29日に大雪山の「緑岳・白雲小屋・小泉岳」を回ってきました。
ここ数年は毎年登る山ですが、偶然ながら昨年も7月29日に緑岳に登っています。
このルートは7月後半だと高山植物が豊富で、とても楽しいんですよね。♪
今回は景色としては、雲がかかったりしてイマイチでしたが、花は期待通りでした。
ひと周りして戻るまでに撮った写真は900枚超えています。
登山時のブログはほとんどが2回に分けて掲載していますが、今回変えようかな?と思いました。
せっかく撮った写真でもありますし、花の数も多かったので、あまり割愛したくなくて、ね。
で...勝手ながら日帰り登山ながら、何と4回に分けることにしました。
山歩きや花に興味の無い方は、どんどんスキップして結構ですよ・・・
前置き長すぎでした。m(_ _)m
まず、周辺図から・・・ (大雪山の主峰「旭岳」は左手上の方にあります)

7月11日に赤岳~白雲岳へ行きましたが、そのルートは右側の青い線で示しています。
今回は右下からの黒い線で示しました。意外と近い場所なんですよ。

①3:30起床、4:05自宅発、現地には5:50着でした。霧に包まれた「高原温泉」です。

②ここは「ヒグマ銀座」みたいな場所で、ここで出没情報を得ることができます。6時前ですが電気ついてました。

③左側小さな小屋の前を通って登山口へ行きます。 左には野付ウシの愛車も停まっていますよ。

④その小屋が「森林パトロール事務所」で、入山届はここで記入します。野付ウシはこの日2番めの登山者でした。

⑤06:03 いよいよスタートです。

⑥右側に温泉が吹き出ている場所がありますが、ブシャーっと沸騰した温泉が吹き出ています。

⑦左側にはドロドロになった「ボッケ」のような吹き出しがありました。

⑧小さなコブのようなムカゴを付けた「コモチミミコウモリ」があります。大雪山ではけっこう見掛けますね。
※今回は平地で普通に見られる花の多くを割愛しています。

⑨しばらく階段状のキツイ坂を登っていきます。

⑩30分ほど登ると、「見晴台」に出ます。

⑪谷を挟んだ反対側には「高根ヶ原」の一部が見えています。「忠別岳」へ向かうルートにもなりますね。

⑫まだ階段状の登山道が続きます。今回は意識的にゆっくりと歩を進めました。

⑬「熊出没注意」は数箇所にありますが、大雪山全体が出没注意ですから、何を今更という感じですね。
野付ウシは人通りが多い場所以外では、カランコロン、チリリーンの双方を付けて歩きます。

⑭急な登りは終え、緩やかな登りのハイマツ帯の中を更に進みます。雲が切れて青空が見えてきました。

⑮雪解け水を裂けるように木道があり、その横にセリカの「ミヤマトウキ」らしき花がたくさんあります。

⑯正面に緑岳が少し見えてきました。(残念ながら雲が掛かった状態は解消されず)

⑰「第一花畑」到着です。花(チングルマ)が見頃ですね。7月上旬に来たことありますが、一面雪に覆われていました。

⑱この辺は主にチングルマ群生地帯です。

⑲少し木道を進むと、「エゾコザクラ」が混じってきます。

⑳木道脇には「ヨツバシオガマ」が目立ってきます。

㉑緩やかな斜面は遠くまで花に覆われていました。

㉒雪渓が見えてきましたが、また雲が掛かってきたようです。

㉓この辺りからは「アオノツガザクラ」が一気に増えてきます。

㉔雪渓を横切りますが、特にアイゼンなどは不要で登山靴のままで問題なく歩けます。

㉕更に木道が続いています。また青空が見えてきましたが、肝心の緑岳は見えてきません。

㉖「エゾコザクラ」が増えてきました。

㉗「第二花園」です。この周辺も第一花園と似た雰囲気です。

㉘花園の先にチラチラと緑岳が見えそうですが、全体は見せてくれません。焦らされているみたい。

㉙この辺りからは「コエゾツガザクラ」のピンクが目を引きます。

㉚「エゾコザクラ」も木道周辺で広がっています。

㉛木道沿いにたくさん目に付いたのは、エゾシカの足跡(ヒヅメ)でした。 昨年はこのへんでエゾシカ目撃してます。

㉜2つ目の雪渓を渡ります。

㉝また雲が掛かってきました。どんどん視界が悪くなりますが、右下の方は急な崖になっていますよ。
まだ道半ばですが、この先はハイマツ帯を抜け、岩ゴロを登っていきます。
次回へ続きます・・・
※今回は全てコンデジでの撮影になります。
重たいデジイチ持参したものの、動きがおかしくなり、諦めてザックへ収納し出番無しでした。
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
応援ポチッとお願い!

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 「標高年」の大雪山緑岳 その2
- 「標高年」の大雪山緑岳 その1
- 大雪山 赤岳&白雲岳へ~続編
おはようございます
高原温泉荘、いや~懐かしですね~
沼めぐりの後、お湯につかりました
コウモリなんて 植物があるのですね!?
スプーンカットの雪渓も素晴らしく
行った気分で味わっています
山親爺 #- | URL
2020/08/01 08:32 | edit
Re: 山親爺さんへ
山親爺さん..コメントありがとうございます。
今回も温泉に入らず帰宅しました。ゆっくりお湯に浸かってから車に乗ると眠りそうでね。
仁頃山でも「ミミコウモリ」という花はありますが、緑岳では子持ちで種類が違うんですよ。
葉っぱがコウモリの羽みたいなので名づいたようです。
雪渓は昨年より少し汚れが多かったです。
野付ウシ #- | URL
2020/08/01 13:36 | edit
こんにちわ
行きたいですよ。
来年は、行きます。
次回以降のアップ、期待しています。
閑人 #- | URL
2020/08/01 17:40 | edit
Re: 閑人さんへ
閑人さん..コメントありがとうございます。
7月上旬に行ったことありますが、雪が多く花園が雪の下でした。
やはり下旬が花の見頃になりますね。
是非チャレンジしてください。旅行で来られると天気も運のうちですが、安定するといいですね。
野付ウシ #- | URL
2020/08/01 19:10 | edit
おはようございます。
雄大な景色、素晴らしいですね♪
可愛い花も沢山で、ほんとにお花畑ですね。
エゾシカの足跡がちょっと怖いデス。(^^ゞ
ケイ #UODr0Lv2 | URL
2020/08/02 05:48 | edit
Re: ケイさんへ
ケイさん..コメントありがとうございます。
山が全部見えるともっと素晴らしいのですが、残念です。
ここのお花畑は大きいところが二箇所ありますが、今がピークですね。
エゾシカは山で時折みかけますが、危険はありません。
雄鹿は2メートル近い巨体ですが、群れを守るとき以外は攻撃してきませんよ。
野付ウシ #- | URL
2020/08/02 08:16 | edit
こんばんは♪
4回シリーズの大雪山系ですね。
楽しみに見せて頂きます。
ヒグマ銀座なんてあるのですね! (*_*)
さすが北海道!!・・・
まるでお散歩感覚で登られている野付ウシさん、
怖くはないですか? なんて野暮な質問はしません。 (^_^;)
ささにしき #- | URL
2020/08/02 21:22 | edit
Re: ささにしきさんへ
ささにしきさん..コメントありがとうございます。
「ヒグマ銀座」は思いつきの言葉ですが、今回行ったルートのすぐ横あたりはヒグマが多い場所です。
多すぎるためヒグマ監視所ができたのです。
でも基本を守って、熊のことを知って歩けば、怖いことないですよ。
野付ウシ #- | URL
2020/08/03 09:10 | edit
| h o m e |