初冬の山と蕗の薹
笹の下などに僅かに残っているのみです。
冬に足を踏み込んだ仁頃山への登山の様子から・・

この日も東新道から入山。 登山道は霜柱で土が持ち上がり、歩くたびにザクザクと音がします。

これほどの氷の柱ができるのは、本当に不思議だと思います。できる様子をスローで見たいものです。

氷の高さ(厚さ)は高い場所で3センチ近くありましたよ。

木の葉がなくなった分、日当たりが良くなり、薄く積もった雪は下の方では消えていました。

頭上から笑い声が・・・見上げると木が大きな口を明けて笑っていました。 (なんて、嘘ですけど)

六合目の上あたりではまだ雪が残っていました。

雪の上に残るのは、キタキツネの足跡。餌探しで何日も放浪する季節がやってきます。キツネさん頑張れよ!!

山頂での温度計は・・・マイナス1度を指していました。
さて、先日少しばかりお話した晩秋の『フキノトウ』についてです。
地域によって様々な状態で芽を出すのですが、雪の前に芽を出し越冬することについては
かなりWebでも検索しましたが、詳細を記載しているページがみつかりません。
「早春の味覚」とか「山菜」での記述ばかりですね。
実際は野付ウシの周りでも、フキノトウが晩秋に芽を出していることを知らない人が多いです。
野山を念入りに探してみると、アチコチで見つけられるのですけどね。

今回、一つのフキノトウに犠牲になってもらい、中をスパッと切ってみました。

中では既に花の準備が出来ていましたね。 いつでも開花できる状態でした。

外側の皮を返してみると、もう花の形がはっきりわかりますね。

本来は地面から出るか出ないかの状態で、雪に埋もれてしまうのですが...

個体差や雪が降る前の温度などにより、生長しすぎるものもあるようです。

で・・・ちょっとだけ雪が降る前のフキノトウを数個採取して、フキ味噌でも作ってみようかと思っています。

今現在でこの大きさですから、もう少し生長しそうですね。2-3日中に採ってきましょう。
春一番の山菜を今年最後の山菜として採ることになるわけです。
うまく、美味しく出来たらご報告しますね。

中腹から下の道は、まだ枯れ葉の量が多く、この写真の場所では深い場所で膝下くらいまで積もっていますよ。

登山口近くのカラマツは、かろうじて葉が残っていますが、黄色から茶色に色が変わってきました。
今週末には北海道でも大荒れになり、数十センチの積雪も予想されるとか。
ただし、北と西側がメインですので、野付ウシ地方はほとんど影響がないかもね。
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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