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野付牛・四季彩々(いろいろ)

風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。

山での食糧探し(小動物)  

 週末はイマイチお天気が良くないようです。
 晴れたり曇ったり雪も降ったり・・・でも、荒れた天気にはならないようですので安心かな?

 昨日も山へ行ってますが、つい先日にやっと道を付けたものが、既に埋まっている場所が多かったです。
 新たな雪はほんの僅かですが、風が強かったため、飛ばされた雪が踏み跡を埋めてしまったようです。
 この風で埋まったところは、雪質が独特で非常に歩きにくいんですよ。
 砂丘の中を歩いているみたいで、踏ん張りが効かないので疲れますね。


 さて、今回はその前に歩いた時の一部を掲載します。

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 ①管理車道登山口へ向かう林道ですが、冬季は原則として除雪されません。この先は歩くことになります。
 (野付ウシは多くは手前の東新道から登るので、ここを通るのは週に1回あるかないかです)
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 ②車を置いてから登山口までは、徒歩にて900mほどの距離です。(10分ほど)
 積雪期以外は林道として通行しています。
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 ③登山口のベンチに、10cmほどの小さな雪だるまが置いてありました。

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 ④小雪が降っていて、弱い風もありました。
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 ⑤湿度が高いからか、笹や枯れ草に棘のように尖った霜が付いています。
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 ⑥樹氷とはちょっと違う感じですね。霧氷に近いイメージで、空気中の水分が凍りついたようです。
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 ⑦これが青空が出ていると、素晴らしい景色になるんですよね。
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 ⑧でも、曇りや雪の時の現実はこんな感じです。


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 ⑨登山道の脇に多くの足跡が。まるで子どもたちが遊び回った跡...そんな感じですね。(登山口近く)
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 ⑩こちらにも同じように足跡だらけの場所がありました。(九合目の上)
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 ⑪崖の一部を利用した穴も見えていますが、これらは全て「エゾユキウサギ」の仕業です。

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 登山者にはほとんど姿を見せませんが、これだけの足跡をつけるくらい多いということですね。
 とにかく白い雪の中に白いウサギ、しかも凄く俊敏なのです。 立ち止まったら保護色で見えませんしね。
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 ⑫多くの踏み跡の場所には、コロンとしたフンと千切れたような木の枝があります。
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 ⑬エゾユキウサギは冬には何を食べているのか・・・その答えの一部が木の枝に見えています。

 ウサギは草食性なので、草があれば草をたべますね。
 でも冬はあまり草はありません。そこで雪から飛び出している低木の木の樹皮を食べます。
 さらに、雪に穴を掘ったりして地面に残る草も食べますね。
 雪の中の穴はその名残だったり、巣穴の代わりにしたり、人から隠れるためなどに使います。
 
 夏場は茶色い色で、体長50-60cmほどの大きさです。本州のウサギより耳が短めなのは寒さから身を守るため。
 冬になると白毛に変わりますが、保護色として目立たないことで身を守るんですね。
 仁頃山ではエゾシカが少ないので、樹皮の被害はユキウサギに食べられる程度でしょう。
 樹皮をたくさん剥かれると、その樹木の枝は枯れてしまいますね。
 1日おきに山へ通う野付ウシでも、ユキウサギは一度しか見てません(撮影できず)。
 とにかく逃げ足が早すぎるんです。足の裏には毛が生えていて滑り止めにもなるので、スリップしません。

 子供の頃は「害獣」として、罠で捕まえて役場に持っていくとお金がもらえたものです。
 農家では冬には針金で簡易な罠を作り、ウサギを捕まえていたのを、よく見ていました。
 ちょっと残酷ですが農作物の芽を食べたり、乾燥している作物を食べたりの被害も多かったのです。
 
 今は雪の中で苦労して食糧探しをするユキウサギは敵ではありません。
 春までの長い期間を、どうにか食いつないで生き延びてほしいなぁと思うのです。
 ユキウサギも成獣まで至るのは、全体の10-20%ほどしか無いそうです。
 何事もなければ寿命は4年ほどですが、平均すると2年足らずだとか。

 見ることがほとんど出来ない小動物ですが、仁頃山では元気に生き抜いて欲しいです。



 ※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。


 ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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