野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
昨日は本当の日本晴れ!というお天気でした。
気温は30度に達しましたが、比較的湿度が低めだったので日陰では過ごしやすい方でしたよ。
今日も30度に近くなりそうな予報です。
さて、17日に北大雪の『平山 1,771m』に登ってきました。(場所的には層雲峡の西側に当たります)
今の所は層雲峡側からは道も無いので、R333の白滝から20kmほど山へ入ります。
我が家からだと登山口まで片道110kmほどの距離になります。
昨年も同じルートを登りましたが同じ時期ながら、花の状態は違っていました。
※またまた画像の多い記事ですので、どうぞスキップしてください。

①朝、3:30起床で4時頃に家をでました。 すでに日の出時刻を過ぎていて太陽が顔を出しています。

②現地には05:40頃に到着、既に4台ほど車がありました。平山の看板ですが、ニセイカウシュッペ山の位置が違います。

③準備を済ませ、入山ポストの台帳に記入し、ほぼ06:00のスタートとなります。

④まだ陽射しが届かない登山道脇では「エゾノヨツバムグラ」と思しき花が群れています。

⑤少し歩いたところで渓流を横切ります。少しの段差ですが滝になっていました。

⑥モミジ葉のような形の葉のなかに、棒状の花序が見えます。「オガラバナ」ですが、この山は異常に多いですね。

⑦倒木がかなり目立ちましたが、一部を残して既に処置してありました。

⑧朝もやが切れてきたようで、第一雪渓の上にある登山道が見えていました。

⑨大きな木の根が顕になっています。通れるように土が削ってあります。冬の間に色んなことが起きているようです。

⑩最初は高低差が大きかった渓流が、かなり近くなってきました。

⑪これが多分「行雲の滝」でしょう。

⑫目の前に倒木が残っていました。他にもう一箇所ありましたが、下山時には片付けられていました。感謝!!

⑬登山道からすぐの場所に渓流があり、撮影で降りるのも容易でした。

⑭雪解け水がまだ多いので、きれいな流れをみることが出来ます。

⑮ちょっと大きめな穂の形をした花で、下から上に咲き上がっています。「ハクセンナズナ」でたくさん見られました。

⑯滝らしい滝が出てきました。 「冷涼の滝」でしょうか、いかにも涼しげです。

⑰ほんの僅かですが「ミヤマハンショウヅル」の花もあります。

⑱雲の動きでしょうか、霞んだようになってきます。渓流の対岸は凄い数の「エゾノリュウキンカ」が群生しています。

⑲渓流沿いにとても似合う花ですね。昨年はこの近くでエゾシカを目撃しています。

⑳数が多いのはいくつかあって「オオバミゾホオズキ」も登山道脇に凄く多かったです。

㉑離れた場所で咲いていた「エゾノリュウキンカ」ですが、足元でまとまって見られました。大きく成長していますね。

㉒この辺りから「ウコンウツギ」が目立ってきます。第二雪渓の上まで群生が見られました。

㉓渓流の対岸ですが「ウラジロナナカマド」もたくさん咲いています。

㉔これは見事なまでの「オガラバナ」の群生です。キリタンポがたくさん..そんな雰囲気に見えましたよ。

㉕登山道ではたった一輪しか見えなかった「エゾフウロ」です。多分見落としていたのでしょう。

㉖第一雪渓まで来ました。一週間前の記事で「アイゼン必須」となっていましたが、横切るのには不要でした。

㉗渓を横切った直後に見下ろした画像です。左側に登山道があり、雪渓を横切って反対側に来ました。

㉘この辺からまた花が増えてきます。「ミヤマキンバイ」が足元にたくさん。

㉙「エゾコザクラ」はこの上の第二雪渓手前までチラチラ見掛けました。

㉚黄色とピンクのコラボも綺麗でした。

㉛第一雪渓の少し手前の登山道から少し奥に、お花畑が広がっていますが、今年は花がイマイチです。
本来は岩場周辺が白とピンクで彩られているのですが、今年は花が少し遅い??
画像に5人の人が写っていますが、大筒のカメラを持つ人達でした。プロのカメラマンたち???
野付ウシが入っていって「こんにちわ、お疲れ様です」と声を掛けたのですが、全員に無視されました。
男性も女性もあっちむいてホイ状態で、目も合わそうとしません。。。何じゃコイツラは!と思いました。
(正体不明ですが、野付ウシが下山時にもまだこの場所にカメラ持って留まっていましたよ)

㉜最後の雪渓手前に来ました。この右を抜けて樹木の中の泥と石の道を進めば展望が開けます。

㉝エゾノリュウキンカの親分的な大きさの「チシマノキンバイソウ」です。花も大きいですよ。
第二雪渓の周辺はお花畑ですが、メインは「チシマノキンバイソウ」、「チングルマ」「ウコンウツギ」です。

㉞登山道右手に集まっていました。

㉟途中の左側には「キバナシャクナゲ」も咲いています。

㊱この辺からは右手に「比麻奈山」、「比麻良山」などが見えてきました。一番右手の山まで行くつもりです。

㊲「コヨウラクツツジ」の小さな花がありました。今年初の撮影かな?

㊳濃いピンクの「エゾノツガザクラ」が出てきました。

㊴足元の草に埋まるように咲いていたのは「エゾヒメクワガタ」です。

㊵先日、赤だけでも見た「チシマヒョウタンボク」がたくさん見られました。

㊶ココでは比較的少ないセリ科の花です。「エゾノハクサンボウフウ」かと思いますが。
ちょっとした広場にでましたが、ここの岩場をすぎれば高原地帯に出ます。

㊷今年初の「ミヤマリンドウ」に会えました。黒岳や緑岳ではたくさん見られますね。

㊸この辺りからは「イワブクロ」がドッサリ見られますよ。

㊹これから先の砂礫地帯にたくさんある「タカネシオガマ」が出てきました。

㊺ハイマツの中を少し行くと、分岐点(1,737m)に出ます。

㊻分岐点へ到着です。ここからはなだらかなアップダウンで、急な登りはありません。
中央のトンガリ山はニセイカウシュッペ山への途中にある「小槍」で、右手の大きな山が「大槍」です。
(ニセイカウシュッペ山とアンギラスは2017年に登っています)

㊼ニセイカウシュッペ山は谷を隔てた向こう側で、こちらからも行けますが正式登山道はありません。

㊽なだらかな山の中央が『平山』山頂です。ここから20分ほどです。雲の掛かっている辺りが大雪山です。
空は青空なのですが、時折霧が動き山が見えなくなります。
大雪山方面は結局見ることができませんでした。
※花はもう少し種類もありましたが、画像多すぎで割愛しました。
この先は、次回へと続きます。
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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気温は30度に達しましたが、比較的湿度が低めだったので日陰では過ごしやすい方でしたよ。
今日も30度に近くなりそうな予報です。
さて、17日に北大雪の『平山 1,771m』に登ってきました。(場所的には層雲峡の西側に当たります)
今の所は層雲峡側からは道も無いので、R333の白滝から20kmほど山へ入ります。
我が家からだと登山口まで片道110kmほどの距離になります。
昨年も同じルートを登りましたが同じ時期ながら、花の状態は違っていました。
※またまた画像の多い記事ですので、どうぞスキップしてください。

①朝、3:30起床で4時頃に家をでました。 すでに日の出時刻を過ぎていて太陽が顔を出しています。

②現地には05:40頃に到着、既に4台ほど車がありました。平山の看板ですが、ニセイカウシュッペ山の位置が違います。

③準備を済ませ、入山ポストの台帳に記入し、ほぼ06:00のスタートとなります。

④まだ陽射しが届かない登山道脇では「エゾノヨツバムグラ」と思しき花が群れています。

⑤少し歩いたところで渓流を横切ります。少しの段差ですが滝になっていました。

⑥モミジ葉のような形の葉のなかに、棒状の花序が見えます。「オガラバナ」ですが、この山は異常に多いですね。

⑦倒木がかなり目立ちましたが、一部を残して既に処置してありました。

⑧朝もやが切れてきたようで、第一雪渓の上にある登山道が見えていました。

⑨大きな木の根が顕になっています。通れるように土が削ってあります。冬の間に色んなことが起きているようです。

⑩最初は高低差が大きかった渓流が、かなり近くなってきました。

⑪これが多分「行雲の滝」でしょう。

⑫目の前に倒木が残っていました。他にもう一箇所ありましたが、下山時には片付けられていました。感謝!!

⑬登山道からすぐの場所に渓流があり、撮影で降りるのも容易でした。

⑭雪解け水がまだ多いので、きれいな流れをみることが出来ます。

⑮ちょっと大きめな穂の形をした花で、下から上に咲き上がっています。「ハクセンナズナ」でたくさん見られました。

⑯滝らしい滝が出てきました。 「冷涼の滝」でしょうか、いかにも涼しげです。

⑰ほんの僅かですが「ミヤマハンショウヅル」の花もあります。

⑱雲の動きでしょうか、霞んだようになってきます。渓流の対岸は凄い数の「エゾノリュウキンカ」が群生しています。

⑲渓流沿いにとても似合う花ですね。昨年はこの近くでエゾシカを目撃しています。

⑳数が多いのはいくつかあって「オオバミゾホオズキ」も登山道脇に凄く多かったです。

㉑離れた場所で咲いていた「エゾノリュウキンカ」ですが、足元でまとまって見られました。大きく成長していますね。

㉒この辺りから「ウコンウツギ」が目立ってきます。第二雪渓の上まで群生が見られました。

㉓渓流の対岸ですが「ウラジロナナカマド」もたくさん咲いています。

㉔これは見事なまでの「オガラバナ」の群生です。キリタンポがたくさん..そんな雰囲気に見えましたよ。

㉕登山道ではたった一輪しか見えなかった「エゾフウロ」です。多分見落としていたのでしょう。

㉖第一雪渓まで来ました。一週間前の記事で「アイゼン必須」となっていましたが、横切るのには不要でした。

㉗渓を横切った直後に見下ろした画像です。左側に登山道があり、雪渓を横切って反対側に来ました。

㉘この辺からまた花が増えてきます。「ミヤマキンバイ」が足元にたくさん。

㉙「エゾコザクラ」はこの上の第二雪渓手前までチラチラ見掛けました。

㉚黄色とピンクのコラボも綺麗でした。

㉛第一雪渓の少し手前の登山道から少し奥に、お花畑が広がっていますが、今年は花がイマイチです。
本来は岩場周辺が白とピンクで彩られているのですが、今年は花が少し遅い??
画像に5人の人が写っていますが、大筒のカメラを持つ人達でした。プロのカメラマンたち???
野付ウシが入っていって「こんにちわ、お疲れ様です」と声を掛けたのですが、全員に無視されました。
男性も女性もあっちむいてホイ状態で、目も合わそうとしません。。。何じゃコイツラは!と思いました。
(正体不明ですが、野付ウシが下山時にもまだこの場所にカメラ持って留まっていましたよ)

㉜最後の雪渓手前に来ました。この右を抜けて樹木の中の泥と石の道を進めば展望が開けます。

㉝エゾノリュウキンカの親分的な大きさの「チシマノキンバイソウ」です。花も大きいですよ。
第二雪渓の周辺はお花畑ですが、メインは「チシマノキンバイソウ」、「チングルマ」「ウコンウツギ」です。

㉞登山道右手に集まっていました。

㉟途中の左側には「キバナシャクナゲ」も咲いています。

㊱この辺からは右手に「比麻奈山」、「比麻良山」などが見えてきました。一番右手の山まで行くつもりです。

㊲「コヨウラクツツジ」の小さな花がありました。今年初の撮影かな?

㊳濃いピンクの「エゾノツガザクラ」が出てきました。

㊴足元の草に埋まるように咲いていたのは「エゾヒメクワガタ」です。

㊵先日、赤だけでも見た「チシマヒョウタンボク」がたくさん見られました。

㊶ココでは比較的少ないセリ科の花です。「エゾノハクサンボウフウ」かと思いますが。
ちょっとした広場にでましたが、ここの岩場をすぎれば高原地帯に出ます。

㊷今年初の「ミヤマリンドウ」に会えました。黒岳や緑岳ではたくさん見られますね。

㊸この辺りからは「イワブクロ」がドッサリ見られますよ。

㊹これから先の砂礫地帯にたくさんある「タカネシオガマ」が出てきました。

㊺ハイマツの中を少し行くと、分岐点(1,737m)に出ます。

㊻分岐点へ到着です。ここからはなだらかなアップダウンで、急な登りはありません。
中央のトンガリ山はニセイカウシュッペ山への途中にある「小槍」で、右手の大きな山が「大槍」です。
(ニセイカウシュッペ山とアンギラスは2017年に登っています)

㊼ニセイカウシュッペ山は谷を隔てた向こう側で、こちらからも行けますが正式登山道はありません。

㊽なだらかな山の中央が『平山』山頂です。ここから20分ほどです。雲の掛かっている辺りが大雪山です。
空は青空なのですが、時折霧が動き山が見えなくなります。
大雪山方面は結局見ることができませんでした。
※花はもう少し種類もありましたが、画像多すぎで割愛しました。
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