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野付牛・四季彩々(いろいろ)

風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。

ガンビ?...それって何?  

 そろそろネタ切れになってきましたね。
 毎年のことですが、春になりそうでならない..この時期が厳しいんですよね。
 雪は消えたものの、日陰はまだ地面が凍っていたりして、草も出ていない・・・
 出るのはフキノトウと僅かな福寿草くらいです。
 変化の乏しい時期なんですよね。

 今日は仁頃山でこの時期に多く見かける『ガンビ』のお話しを。

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 今時期は雪の表面が固まり、朝なら道なき道を歩いて渡れます。
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 そんな林を構成しているのは、ダケカンバとシラカンバ(白樺)です。
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 そのシラカバなどの樹皮が、樹木の成長とともに剥がれ落ちたものが、登山道にも落ちています。

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 これを北海道の人は『ガンビ』と呼んで、生活の中で使っていました。
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 剥げ落ちた樹皮をどうするの? 実は火付がとてもよく、マッチでもすぐに点火して燃えだします。
 薪ストーブの時には、素晴らしい「焚きつけ」になるのです。
 ※若い人は知らないかもしれません。

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 シラカバ(ダケカンバ)は白っぽい樹皮に覆われていますが、樹木が成長する時にはち切れたりします。
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 その部分が風などで広がり、やがて落ちてくるんです。
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 夏場はあまり目につかないのですが、今時期は目線を上げるとたくさん見られますね。

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 徐々に剥がれた部分が広がり、小さな欠片や、長い帯状のものまで落ちてきます。

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 それがこうして雪の上に散在しているわけです。
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 今は暖房も薪ストーブは稀で、スイッチ押せば点火する時代ですから、普通の家庭ではつかいませんね。

 近年になり驚いたのは、Amazonなどでこの樹皮が売られているんですね。
 キャンプなどの焚付につかったり、樹皮の模様などをいかして、細工したりするために使うようです。

 野付ウシの前後の年代の人は、火を付けると黒っぽい煙を出しながら、燃え広がるのを知っています。
 未だにこれを拾い集める人がいたりしますね。
 無理に傷を付けて剥がしたりすると、樹木が枯れたりしますので要注意ですね。

 余談ですが、結婚式などで「華燭の典」とか言いますよね。
 華燭の「華」は「樺(カバ)」のことです。
 樺は途中で消えないので婚礼の儀や祝辞事には縁起が良いとされています(中国由来)。

 つい先日、登山道で若い女性が『これ拾って持ち帰っても良いんでしょうか?』と常連さんに尋ねたとか。
 「どうすんの?」と訊いたら「薪ストーブがあるので焚付に使おうかと」との返事が。
 若いのによくしっているなぁ..と言ってましたよ。

 今時期はそこらじゅうで見かけますから、大小関わらずご自由にお持ち帰りください...ですね。

 以上、昔懐かしのガンビでした。

 
  
 ※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。


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