野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
朝方に激しい雨があったことで、仁頃山も足元が濡れて湿度も高く、特に上半身びしょ濡れでした。
さて、雄阿寒岳の登山...続編になります。

①展望が開けた六合目付近にはアレコレ野の花も。これはご存知「ハクサンチドリ」ですね。

②ちょっとおもしろい花だと思いますが、背中合わせに虫がいるような雰囲気ですが「チシマヒョウタンボク」です。

③「エゾシモツケ」かと思います。もう少し葉が丸いとマルバシモツケです。

④阿寒湖の様子です。 視界の右側ですが低木が少し邪魔してます。

⑤そして左側は阿寒湖の温泉街、その奥にスキー場、そして雌阿寒岳と阿寒富士、右端は「フップシ岳」です。

⑥山頂まで1,1500mの看板ですが、この先には見られませんでした。(多分見落とし?)

⑦しばらくはハイマツの下をぬうように歩いていきます。

⑧「コケモモ」が目立ってきました。ハイマツの下の方に続いて咲いていました。

⑨小さな花ですが、高山では普通に見られるツツジ科の花です。

⑩ハイマツの下をくぐってあるくと、赤い花が目に付き始めます。付け根部分の赤いところが雄花で、その上の方に雌花が。

⑪ハイマツの雄花部分ですが、凄く鮮やかな紅色ですね。

⑫しばらく進むと、周りが見えないハイマツの中に七合目の看板があります。

⑬少し先のほうが見えました。 薄い緑のところに沿って登山道が続きます。その先は見通しも良くなるはず。

⑭ちょっと見上げると風になびく雲がとても綺麗でした。

⑮視界がさらに開けてきました。

⑯左奥の方に、ようやく山頂が少し見えてきました。 こんもり盛り上がっている場所です。

⑰登山中は山頂がずーっと見えないままなんですよね。 八合目到着です。

⑱ここには、かつて気象観測所が合った場所で、職員が常駐していたそうです。(終戦の前後ですね)

⑲すぐそばには観測所の基礎のコンクリート部分が残っています。

⑳ようやく山頂への道筋が見えてきました。降りて登って...また降りて登って...山頂です。

㉑うねるようにクネクネしているのは「阿寒横断道路」です。弟子屈と阿寒湖を結ぶルートですね。

㉒一旦降りた場所に九合目の看板があります。

㉓山頂のゴツゴツした岩場が見えます。

㉔ズームして見ると、男性が二人いるのが見えました。

㉕最後の岩場の道を登り、ハイマツの中をくぐり抜けると・・・山頂へ出ます。

㉖はい!山頂へ到着しました。 ゆっくり歩いてきたので3時間かかりました。
若い男性が入れ違いに下山していきました。 もう一人の男性は駐車場のワゴン車で仮眠していた三重県からの登山者。
百名山の北海道の山を登っているそうで、百名山以外で良い山はありますか?と尋ねられたので・・・
良い山だらけですよ...たくさん教えてあげましたよ。

㉗足元にあった花は...「エゾノマルバシモツケ」でしょう。背丈が低く丸っぽい葉です。

㉘釧路方面の空です。良いお天気に恵まれました。

㉙そして眼下には「ペンケトー」が見えます。中央右手奥に白っぽく見えるのは屈斜路湖です。

㉚そして岩場と樹木が少し邪魔ですが、右手に小さく見えたのは「パンケトー」です。
阿寒湖と雌阿寒岳は、途中の八合目あたりの山が邪魔してよく見えません。
ここで、休憩と食事をして暫くのんびり...三重のオジサンとも話しをしました。
さぁ、下山にとりかかります。下りは足が引っかかりやすいので注意が必要です。

㉛登る時に見た花をチェックしながら、淡々と降りていきました。

㉜六合目に来た時に、観光船が見えたので撮影。右手のマリモがあるチュールイ島から出てきたところですね。
今は観光客が少ないので、大きな船もガラガラでしょう。
その後は、また周りの見えない林の中の道を延々と下っていきます。
途中で段差を降りる時に、痛んでいた右膝をぶつけそうになり、それをかばって転倒しました、、、痛かったぁ。

㉝そんなこんなで、最初に見た「太郎湖」を通る時、釣りをしている男性がいました。何が釣れるの??

㉞ようやく登山口に戻ってきました。二段になっている右側が山頂ですね。
湖面も穏やかな状態です。風がなかったので大汗かきました。
往復で6時間弱...まぁ平均的な時間でしょう。(登山標準時間は6-7時間と記載されています)
ロングコースで、膝の酷使を抑えながらゆっくり往復しました。
さて、、次はどこ行く?? 北大雪か表大雪になりそうです。
長々とおつきあい、ありがとうございました。
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 こちら にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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おはようございます
素晴らしい眺望、これを見たら疲れも飛んじゃうでしょうね
天気も良く、最高の登山日和になったようですね
山親爺 #- | URL
2020/07/10 09:22 | edit
こんにちわ
やっぱり、山は良いですねえ。
どこか行きたいですが、雨が続いています。
雌阿寒岳は数年前に登ったので記憶も鮮明ですが、雄阿寒岳に登ったのは50年ぐらい前ですので、ほとんど記憶がありません。
北海道の山は花も多いし、景色もいいのですね。
閑人 #- | URL
2020/07/10 12:46 | edit
Re: 山親爺さんへ
山親爺さん..コメントありがとうございます。
今回は概ね良い天気になりました。
山はどうしても雲が急に湧いたりするため、変わりやすいんですよね。
来週にかけて、大雪方面に出るつもりです。
野付ウシ #- | URL
2020/07/10 15:56 | edit
Re: 閑人さんへ
閑人さん..コメントありがとうございます。
相当な雨が降っているようですが、閑人さんのところは大丈夫ですか?
見慣れない山は興味もあり、花も地域ごとに変わっていたりしますよね。
私は周辺の日帰りで満足してますが、10年若ければアチコチ行ってたかもしれません。
高山植物と秋の紅葉が楽しみです。
野付ウシ #- | URL
2020/07/10 16:01 | edit
「チシマヒョウタンボク」って、ほんと赤い虫みたい。
見つけたら、ドキッ!だわ。
いろんな不思議ちゃんの植物が・・わたしは見つけても1コもわからないわ。
空がきれい。
そして屈斜路湖・パンケトー・阿寒湖・・・。
静かだねぇ~
シーンシ--ンという音が聞こえそう。
膝大丈夫?
お大事にね。
くぅ #Dv6DZoa6 | URL
2020/07/10 16:10 | edit
Re: くぅさんへ
くぅさん..コメントありがとうございます。
面白い花も時にはありますね。特に高山植物と言われる花たち。
流れる雲の模様がとても綺麗でしたよ。
山の上から見る湖って綺麗ですよね。他の場所でもそう思います。
風も弱かったので「シーン」だったかもしれませんね。
膝は普通に歩けば痛みも感じませんが、深く膝を折ったり捻ったりすると痛みあります。
年相応にアチコチ故障が出てきますね。
野付ウシ #- | URL
2020/07/10 16:19 | edit
こんばんは。
山頂からの眺めが最高ですね。
空も青く雲もきれいです。
㉘㉙㉚がいいですね。
高山植物もいいですね。
見たことが無い花ばかりです。
7合目の看板。
高山植物への心配りもいいですね。
aya #qrkYHVP6 | URL
2020/07/10 20:02 | edit
こんばんは、ハクサンチドリ、奇麗ですね~ちょうど見頃♪
稜線はハイマツの海でしたね@@
八合目が山頂ならいいのにと思いましたよ^^
展望は同じように最高でした、ハードでしたが
いい山でした。
下山後、夫も釣りをしたんですよ、
でも疲れていたので短時間で切り上げました
もちろん何も釣れませんでしたが^^
おけい #- | URL
2020/07/10 20:27 | edit
険しい山道をエンエン登った人しか見ることができない
可憐な高山植物たち・・・
精一杯のエールを送っていますね。\(^o^)/
シモツケソウは昨日のお茶のお稽古の際のお花でした。
やんわりとお床を引き締めていましたが、
山で見るシモツケソウはまた雰囲気が違いますね。
利休さんの言葉で”花は野に在るように” とあります。
野付ウシさんがご覧になっている花がほんとうの花の姿なのでしょうね。
ささにしき #- | URL
2020/07/10 21:35 | edit
おはようございます。
本当に素晴らしい景色ですね♪ 山も空も花達も最高です。
往復5~6時間って気が遠くなりますが、それだけの努力をしないと見られない景色って事ですよね。
写真で見せて頂ける私達は幸せものです。ありがとうございます。(*^_^*)
ケイ #UODr0Lv2 | URL
2020/07/11 05:33 | edit
Re: ayaさんへ
ayaさん..コメントありがとうございます。返信遅くなりました。
見通しはいまいちでしたが、下界も見えたし、ホウキで掃いたような雲が素敵でした。
花は北国か山の上でないと見られないものが多いですね。
ちょっとした言葉を添えた「◯合目看板」いいですよね。
こういう心配りのお陰で登山が楽しめます。
野付ウシ #- | URL
2020/07/11 14:32 | edit
Re: おけいさんへ
おけいさん..コメントありがとうございます。リコメ遅くなりました。
雄阿寒岳は高山植物などは、あまり豊富ではないですが登り応えのある山ですね。
間際まで山頂が見えない山って、けっこうありますよね。
阿寒湖自体は魚も豊富ですが、太郎湖はいないのかなぁ・・
野付ウシ #- | URL
2020/07/11 14:35 | edit
Re: ささにしきさんへ
ささにしきさん..再びコメントありがとうございます。
お茶には様々なお花を使いますね。同じ花でも野生のものと、園芸用で育ったものは雰囲気は違いますね。
それと「シモツケ」には複数の種類があり、高山だとちょっと様子も違ってきます。
野の花は野で見るのが一番ですね。
野付ウシ #- | URL
2020/07/11 14:42 | edit
Re: ケイさんへ
ケイさん..コメントありがとうございます。
5-6時間ほど歩きっぱなしになりますが、それも楽しみの一つです。
元々歩くことも好きだったのでね。
平地を歩くならすぐに飽きてきますが、山ではそれが無いんですよ。
景色や花などが、次々に出てきますので。
野付ウシ #- | URL
2020/07/11 14:45 | edit
お疲れさまでした
雄阿寒お疲れさまでした。
雌阿寒より地味でタフな感じですね。
小さなアップダウンがより長くしているのでしょうか。
その分、上からの眺めが格別でしょうね。
こっちの方が好みです。
メロンパン旨いですよね。
子供の頃に食べた記憶がないのですが大人になってから食べてみると意外と旨かったです。
ブームになるのもわかるような気がします。
膝が痛いのが嫌ですね。お気を付けください。
watanabe #- | URL
2020/07/11 20:20 | edit
Re: watanabeさんへ
watanabeさん..コメントありがとうございます。
雌阿寒岳は麓から一気に山頂へ登る感じですが、雄阿寒岳は山の麓までも長く、二段階の造りですよね。
はじめて登った人は、こんなにキツイと思わなかった..と同じ感想を言いますね。
パンは何でも良いですが、セブンのパンに好きなものが複数あります。
それで、いつもセブンで買い物をして山へ直行です。
膝は少しずつ良くなっています。まだキシム感じですけど。
野付ウシ #- | URL
2020/07/11 20:25 | edit
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