野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
日差しの多い秋らしい天気に戻りつつあるようです。
でも、朝の気温が例年より相当高い予想になっていますね。
こうなると綺麗に山が染まらない可能性も出てきます。
さて、一昨日のことですが「北大雪」でも北の方に位置する「白滝天狗岳」に登ってきました。
紅葉前の中途半端な季節ですが、天気の崩れも無いようなので決行!
白滝天狗岳(1,553m)は「旭川ー紋別自動車道」の奥白滝ICで下りて10分ほどの場所。
かつては「北大雪スキー場」で賑わっていたところです。
1999年から営業休止、一時再開も3年ほどで停止となり現在に至っています。
野付ウシも若い時は何度かスキーに行ってる場所ですが、登山は初です。
今回は隣の山である「有明山(1,635m)」もついでに登りました。
※いつもながら画像多いんで、二回に分けさせてもらいます。 m(_ _)m
朝、眠りが浅いまま3時前から眠れず、面倒なので3時15分起床!
準備をして4時に自宅を出ます。 自動車道の工事区間があり6時前では一部通行止めで使えません。
早く出た分、一つ手前のICで国道に下りて、現地へ向かいました。

到着前の車載温度計の表示は『2度』でした。 (薄暗いのでブレてます)

05:40登山口到着、かつてのスキー場「センターハウス」前です。 予想どおり誰もいません。 06:00出発です。

スキー場の上部が見えていますが、上の方のリフトは「第三リフト」の下側です。 リフトに沿うように登ります。

リフトに沿って登れば距離は近いのですが、笹と草に覆われ朝露で濡れてもいるので作業用林道を進みます。

第二リフトまでは道路が続いているはず。 ジグザグ道路を歩くこと約30分、第四リフトの終点です。
(第一リフトの近くに並行するように、山の裾にもう一本リフトがあるのです)

リフト終点の設備の下で笹に隠れるように一枚の看板発見。 この山では少ない登山用の看板でした。

林を突っ切ると、本来の第一リフト終点&第二リフト乗り場があります。 営業終了から9年・・・朽ちています。

第二リフトの左側に開けた場所がありますが、その急な坂を登っていきます。(従来のスキーコース)

第二リフトのすぐ上で車道は終わり、ジグを切りながらの登山道が続きます。 これがかなりキツイんですよね。

一応、花も少しながら残っています。ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、アキノキリンソウ、ハンゴンソウです。

第二リフト終わる頃に、朝露と朝日にキラキラ輝く草の穂です。 (ススキではありませんでした)

看板が倒れていますが、文字が無く何だったのかは不明。

リフトの降り場が見えます。

北側に見えている山は今年4月にスノーシューで登った「チトカニウシ山」です。

中央付近にリフト乗り換え場、ずっと下の左側にセンターハウスの屋根が見えています。

一時間経過、朝ごはんにします。 登山口到着前にパンを食べました。 オニギリ食べ終わる頃に気づいて撮影。

第二リフト降り場は前のほうの床板が抜け落ちていました。 アブナイ!

第三リフトに沿って登山道は続きます。

赤い花が・・・珍しい花? と思ったら、ただの「コウリンタンポポ」でした。


第三リフトの後半はかなりキツイ上り坂になっています。 土と砂・石ころで滑ります。

終点が見える頃に、スッと傾斜がゆるくなっていました。 ヤレヤレ暫くは急登は無くなります。

下を回り込んでリフト終点の上へ。 この様子は「廃墟」というイメージでした。

上に回り込むと、ここの床板は残っていました。 ソロリソロリと用心深く歩いて先端で眺望を楽しみます。

ここから暫くは緩やかな道でハイマツの中を通ります。 一部に紅葉が見られました。

ハイマツの中を少しあるくと大きな反射板らしきものが見えます。

大きな反射板ですが、傷みもあって「コレ何?」という感じです。

足元は岩場ですが、休憩にはちょうど良い場所ですね。 登山口から90分経過です。

天狗岳の山頂が見えてきました。 山肌が少しだけ染まりかけています。

反射板からすぐの場所に看板のポールだけが残っていました。 多分ここが「小天狗(1,313m)」でしょう。

ハイマツの緩やかな道を進みます。

一瞬、「霜か?」と思った白いものはコケの一種でした。

何気に経っている「4km」の看板...何が4km? 多分登山口からの距離でしょう。

登りがキツくなってきました。 「前天狗」が近いようです。

「前天狗」に続く稜線が見えています。 (少し紅葉が進んでいる縦の線)

最初「電光板」と読んだのですが、よく見たら「電光坂」でした。 標高差100mを一気に登る坂です。

歩きづらくて急登な道です。

キノコを見つけては立ち止まりゼーゼーハーハー。

ようやく登りきり「前天狗」へ。 特に表示も無し。(戻りで気づいたら看板の棒だけ笹の中にありました)
山頂が近くに見えるようになります。

コンデジのズームで思い切り引っ張ってみると、山頂が右、左に祠が見えます。

この山は方角から言って「屏風岳(1,793m)」かな?

こちらは「支湧別岳」方面の山並みです。 (支湧別岳は現在林道通行止め)

色づいた木々を見ながら、稜線をたどります。


右側の方には「文三岳」、「比麻良山」などが見えます。

色づきはあまり良くありません。 一部は霜にやられたのかチリチリになっていました。

山頂したの傾斜も色づき初めています。

このハイマツ道を過ぎると木の根と岩場の急登が待っています。

山頂の右手にあるトンガリ山も綺麗に色づいています。

ハシゴの岩場1つ目です。 鉄の太いチェーンを使ってますが、こんな重たいものよく運んだものです。

さらに急な上り坂を進みます。

山頂直下の岩場に二つ目のハシゴが。 下りが怖いですね。

岩場を登り切ると祠と山頂が目の前です。

この祠はどっちが正面? しっかり岩に埋められています。

その先の岩場の狭い場所に「天狗岳山頂」標識がありました。(と言ってもただの棒ですが)
10人も立てばアブナイほどの狭さで岩だらけ、三方は絶壁ですね。
08:30ですから、所要約2時間半でした。 標準が3時間ですからまぁまぁですね。

ここで少し休憩をしてから、崖を下り前方に見える少し高い山「有明山」へ向かいます。
ちなみに朝からずっと人にもクマにも会っていません。もしかしたら最後まで1人かも・・・
次回へ繰越しです。 m(_ _)m
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 『こちら』 にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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でも、朝の気温が例年より相当高い予想になっていますね。
こうなると綺麗に山が染まらない可能性も出てきます。
さて、一昨日のことですが「北大雪」でも北の方に位置する「白滝天狗岳」に登ってきました。
紅葉前の中途半端な季節ですが、天気の崩れも無いようなので決行!
白滝天狗岳(1,553m)は「旭川ー紋別自動車道」の奥白滝ICで下りて10分ほどの場所。
かつては「北大雪スキー場」で賑わっていたところです。
1999年から営業休止、一時再開も3年ほどで停止となり現在に至っています。
野付ウシも若い時は何度かスキーに行ってる場所ですが、登山は初です。
今回は隣の山である「有明山(1,635m)」もついでに登りました。
※いつもながら画像多いんで、二回に分けさせてもらいます。 m(_ _)m
朝、眠りが浅いまま3時前から眠れず、面倒なので3時15分起床!
準備をして4時に自宅を出ます。 自動車道の工事区間があり6時前では一部通行止めで使えません。
早く出た分、一つ手前のICで国道に下りて、現地へ向かいました。

到着前の車載温度計の表示は『2度』でした。 (薄暗いのでブレてます)

05:40登山口到着、かつてのスキー場「センターハウス」前です。 予想どおり誰もいません。 06:00出発です。

スキー場の上部が見えていますが、上の方のリフトは「第三リフト」の下側です。 リフトに沿うように登ります。

リフトに沿って登れば距離は近いのですが、笹と草に覆われ朝露で濡れてもいるので作業用林道を進みます。

第二リフトまでは道路が続いているはず。 ジグザグ道路を歩くこと約30分、第四リフトの終点です。
(第一リフトの近くに並行するように、山の裾にもう一本リフトがあるのです)

リフト終点の設備の下で笹に隠れるように一枚の看板発見。 この山では少ない登山用の看板でした。

林を突っ切ると、本来の第一リフト終点&第二リフト乗り場があります。 営業終了から9年・・・朽ちています。

第二リフトの左側に開けた場所がありますが、その急な坂を登っていきます。(従来のスキーコース)

第二リフトのすぐ上で車道は終わり、ジグを切りながらの登山道が続きます。 これがかなりキツイんですよね。




一応、花も少しながら残っています。ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、アキノキリンソウ、ハンゴンソウです。

第二リフト終わる頃に、朝露と朝日にキラキラ輝く草の穂です。 (ススキではありませんでした)

看板が倒れていますが、文字が無く何だったのかは不明。

リフトの降り場が見えます。

北側に見えている山は今年4月にスノーシューで登った「チトカニウシ山」です。

中央付近にリフト乗り換え場、ずっと下の左側にセンターハウスの屋根が見えています。

一時間経過、朝ごはんにします。 登山口到着前にパンを食べました。 オニギリ食べ終わる頃に気づいて撮影。

第二リフト降り場は前のほうの床板が抜け落ちていました。 アブナイ!

第三リフトに沿って登山道は続きます。

赤い花が・・・珍しい花? と思ったら、ただの「コウリンタンポポ」でした。


第三リフトの後半はかなりキツイ上り坂になっています。 土と砂・石ころで滑ります。

終点が見える頃に、スッと傾斜がゆるくなっていました。 ヤレヤレ暫くは急登は無くなります。

下を回り込んでリフト終点の上へ。 この様子は「廃墟」というイメージでした。

上に回り込むと、ここの床板は残っていました。 ソロリソロリと用心深く歩いて先端で眺望を楽しみます。

ここから暫くは緩やかな道でハイマツの中を通ります。 一部に紅葉が見られました。

ハイマツの中を少しあるくと大きな反射板らしきものが見えます。

大きな反射板ですが、傷みもあって「コレ何?」という感じです。

足元は岩場ですが、休憩にはちょうど良い場所ですね。 登山口から90分経過です。

天狗岳の山頂が見えてきました。 山肌が少しだけ染まりかけています。

反射板からすぐの場所に看板のポールだけが残っていました。 多分ここが「小天狗(1,313m)」でしょう。

ハイマツの緩やかな道を進みます。

一瞬、「霜か?」と思った白いものはコケの一種でした。

何気に経っている「4km」の看板...何が4km? 多分登山口からの距離でしょう。

登りがキツくなってきました。 「前天狗」が近いようです。

「前天狗」に続く稜線が見えています。 (少し紅葉が進んでいる縦の線)

最初「電光板」と読んだのですが、よく見たら「電光坂」でした。 標高差100mを一気に登る坂です。

歩きづらくて急登な道です。

キノコを見つけては立ち止まりゼーゼーハーハー。

ようやく登りきり「前天狗」へ。 特に表示も無し。(戻りで気づいたら看板の棒だけ笹の中にありました)
山頂が近くに見えるようになります。

コンデジのズームで思い切り引っ張ってみると、山頂が右、左に祠が見えます。

この山は方角から言って「屏風岳(1,793m)」かな?

こちらは「支湧別岳」方面の山並みです。 (支湧別岳は現在林道通行止め)

色づいた木々を見ながら、稜線をたどります。


右側の方には「文三岳」、「比麻良山」などが見えます。

色づきはあまり良くありません。 一部は霜にやられたのかチリチリになっていました。

山頂したの傾斜も色づき初めています。

このハイマツ道を過ぎると木の根と岩場の急登が待っています。

山頂の右手にあるトンガリ山も綺麗に色づいています。

ハシゴの岩場1つ目です。 鉄の太いチェーンを使ってますが、こんな重たいものよく運んだものです。

さらに急な上り坂を進みます。

山頂直下の岩場に二つ目のハシゴが。 下りが怖いですね。

岩場を登り切ると祠と山頂が目の前です。

この祠はどっちが正面? しっかり岩に埋められています。

その先の岩場の狭い場所に「天狗岳山頂」標識がありました。(と言ってもただの棒ですが)
10人も立てばアブナイほどの狭さで岩だらけ、三方は絶壁ですね。
08:30ですから、所要約2時間半でした。 標準が3時間ですからまぁまぁですね。

ここで少し休憩をしてから、崖を下り前方に見える少し高い山「有明山」へ向かいます。
ちなみに朝からずっと人にもクマにも会っていません。もしかしたら最後まで1人かも・・・
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