野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
昨日は北海道でも真夏日のところが多くなったようです。
北見32.8度、帯広34度 etc.. 6月に入ったばかりなのに、ねぇ。
で、そんな中で「雌阿寒岳」へ登ってきました。
昨年は阿寒湖畔側からのクラシックコースを利用しましたが、今回は最短コース。
麓の「野中温泉」から急峻な岩場(ガレ場)の多いコースです。
短時間コースなので、一回で掲載します。
北見からだと登山口まで90分ほどですから、特別な早起きも不要です。^_^;

7時半頃に到着し、靴を履き替えて登山口へ向かいます。

このトイレは登山口にあるトイレとしては、とても綺麗な方だと思います。

駐車場横にある「野中温泉」です。 今はこの一軒だけ営業しています。(日帰り入浴=350円)

登山口の手前にある排水口ですが、温泉が排出されていて真っ白です。

「雌阿寒岳登山口」の文字が消えかかっている柱の案内。

入山届けのポストと、アレコレ案内板があります。 現在地は左上ですね。


入り口は広いアカエゾマツ林が広がり「どこ進むの?」な感じです。 (アカエゾマツ=樹齢300-350年)

前半はアカエゾマツの木の根と岩の組み合わせとなる道になります。

時期的に花も少なく、まともに見られたのは白い「ミツバオウレン」くらいです。


よそ見していると木の根に躓いて転倒の危険があります。時折高い段差や大きな岩もあります。

雌阿寒岳は「活火山」なので、こういう看板が多くあります。 位置により記載内容も異なってきます。

林の状態が変わり、ハイマツが多くなってきます。ちょっと開けた場所から見えたのは「フップシ岳」です。

登山道脇には「イソツツジ」のツボミが膨らんでいました。あと2週間程度でしょうか。

ちょっとした谷を横切ります。大雨になれば土砂が流れそうな場所。 少しだけ残雪がみえます。

ハイマツの中をくぐりながら見つけたのは「メアカンフスマ」の葉です。 ようやくツボミが出たところですね。

近くに何故か一輪だけ咲いていました。

ハイマツより岩が多くなる頃に視界も開けてきました。眼下に「オンネトー」が見えてきます。 コバルトブルーの湖です。

見上げると、岩とハイマツはまだ続いています。 何組かを途中で追い越しましたが、皆さん息があがっていました。

1時間20分ほど経過で七合目まできました。小休止で水分とオヤツ補給します。上半身びしょ濡れ!

火口に近づいたことを示す看板です。

この辺りからハイマツも終わり、岩と小石だらけの道になります。帰りが怖いんだよね。

遠くは霞んで見えません。 右下に二人の登山者が小さく見えています。

八合目まで来ました。 岩陰で若い二人が座り込んで休憩中。 その奥には火山の観測装置が置いてありました。

ガレ場はまだまだ続きます。 足場はどこも同じようなので、ボゥ~っとしていると登山道から外れてしまいます。

ようやく九合目まで来ました。 火口を回り込めば山頂です。

途中で追い越した登山者が後ろから登ってきました。

すぐに火口が見えてきます。 下からはゴォーっという音が聞こえますが白い煙が吹き出る音のようです。

火口の崖に沿って山頂を目指します。 画像に写っていますがツバメがたくさん飛んでいました。

後方にオンネトーがチラッと見えています。

ようやく山頂(1,499m)へ到着しました。 出発から2時間でした。 阿寒湖と後方に「雄阿寒岳」が見えます。

昨年は裏側から登りましたので、右手に見える旧火口尾根に沿って歩いていました。 一番高い岩場が「剣ヶ峰」です。

雄阿寒岳の麓に見える阿寒湖畔をズーム。 温泉旅館街が見えています。(その奥にある雄阿寒岳は追って登る予定)

登山者が必ず撮影する、お約束の風景ですね。 青沼と阿寒富士の眺めです。

阿寒富士は雌阿寒岳より20mほど低い山ですが、山全体が小石で被われていて、非常に歩きにくい山です。
三歩進んで二歩下ズリがるような道ですね。 一昨年に登りましたので、今回はパスです。
二時間ほどで登れるコースですが、山に登った達成感を味わえる場所です。
このままオンネトーへ抜ける道もありますが、野中温泉まで歩いて戻るのが厄介ですね。
今回は気温が異常に高く、風が強めの山頂でも半袖でOKでした。
びしょ濡れだった衣服は風で乾いたので、着替え無しで下山しましたよ。
同じルートで下山し、無事に車まで戻りました。
北見へ帰る車中の車載温度計は、ずっと34度になっていました。
風の通らないハイマツの中は暑かったし、岩場での直射日光も暑かった!!
時間的には普段の仁頃山の尾根ルートを歩いている感覚ですね。
雪解け後で、仁頃山以外の山では雌阿寒岳が最初になったわけです。
次は、どこにしようかな?
※仁頃山の紹介及び山歩きの記録は終了直後のものを除き、 『こちら』 にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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北見32.8度、帯広34度 etc.. 6月に入ったばかりなのに、ねぇ。
で、そんな中で「雌阿寒岳」へ登ってきました。
昨年は阿寒湖畔側からのクラシックコースを利用しましたが、今回は最短コース。
麓の「野中温泉」から急峻な岩場(ガレ場)の多いコースです。
短時間コースなので、一回で掲載します。
北見からだと登山口まで90分ほどですから、特別な早起きも不要です。^_^;

7時半頃に到着し、靴を履き替えて登山口へ向かいます。

このトイレは登山口にあるトイレとしては、とても綺麗な方だと思います。

駐車場横にある「野中温泉」です。 今はこの一軒だけ営業しています。(日帰り入浴=350円)

登山口の手前にある排水口ですが、温泉が排出されていて真っ白です。

「雌阿寒岳登山口」の文字が消えかかっている柱の案内。

入山届けのポストと、アレコレ案内板があります。 現在地は左上ですね。


入り口は広いアカエゾマツ林が広がり「どこ進むの?」な感じです。 (アカエゾマツ=樹齢300-350年)

前半はアカエゾマツの木の根と岩の組み合わせとなる道になります。

時期的に花も少なく、まともに見られたのは白い「ミツバオウレン」くらいです。


よそ見していると木の根に躓いて転倒の危険があります。時折高い段差や大きな岩もあります。

雌阿寒岳は「活火山」なので、こういう看板が多くあります。 位置により記載内容も異なってきます。

林の状態が変わり、ハイマツが多くなってきます。ちょっと開けた場所から見えたのは「フップシ岳」です。

登山道脇には「イソツツジ」のツボミが膨らんでいました。あと2週間程度でしょうか。

ちょっとした谷を横切ります。大雨になれば土砂が流れそうな場所。 少しだけ残雪がみえます。

ハイマツの中をくぐりながら見つけたのは「メアカンフスマ」の葉です。 ようやくツボミが出たところですね。

近くに何故か一輪だけ咲いていました。

ハイマツより岩が多くなる頃に視界も開けてきました。眼下に「オンネトー」が見えてきます。 コバルトブルーの湖です。

見上げると、岩とハイマツはまだ続いています。 何組かを途中で追い越しましたが、皆さん息があがっていました。

1時間20分ほど経過で七合目まできました。小休止で水分とオヤツ補給します。上半身びしょ濡れ!

火口に近づいたことを示す看板です。

この辺りからハイマツも終わり、岩と小石だらけの道になります。帰りが怖いんだよね。

遠くは霞んで見えません。 右下に二人の登山者が小さく見えています。

八合目まで来ました。 岩陰で若い二人が座り込んで休憩中。 その奥には火山の観測装置が置いてありました。

ガレ場はまだまだ続きます。 足場はどこも同じようなので、ボゥ~っとしていると登山道から外れてしまいます。

ようやく九合目まで来ました。 火口を回り込めば山頂です。

途中で追い越した登山者が後ろから登ってきました。

すぐに火口が見えてきます。 下からはゴォーっという音が聞こえますが白い煙が吹き出る音のようです。

火口の崖に沿って山頂を目指します。 画像に写っていますがツバメがたくさん飛んでいました。

後方にオンネトーがチラッと見えています。

ようやく山頂(1,499m)へ到着しました。 出発から2時間でした。 阿寒湖と後方に「雄阿寒岳」が見えます。

昨年は裏側から登りましたので、右手に見える旧火口尾根に沿って歩いていました。 一番高い岩場が「剣ヶ峰」です。

雄阿寒岳の麓に見える阿寒湖畔をズーム。 温泉旅館街が見えています。(その奥にある雄阿寒岳は追って登る予定)

登山者が必ず撮影する、お約束の風景ですね。 青沼と阿寒富士の眺めです。

阿寒富士は雌阿寒岳より20mほど低い山ですが、山全体が小石で被われていて、非常に歩きにくい山です。
三歩進んで二歩下ズリがるような道ですね。 一昨年に登りましたので、今回はパスです。
二時間ほどで登れるコースですが、山に登った達成感を味わえる場所です。
このままオンネトーへ抜ける道もありますが、野中温泉まで歩いて戻るのが厄介ですね。
今回は気温が異常に高く、風が強めの山頂でも半袖でOKでした。
びしょ濡れだった衣服は風で乾いたので、着替え無しで下山しましたよ。
同じルートで下山し、無事に車まで戻りました。
北見へ帰る車中の車載温度計は、ずっと34度になっていました。
風の通らないハイマツの中は暑かったし、岩場での直射日光も暑かった!!
時間的には普段の仁頃山の尾根ルートを歩いている感覚ですね。
雪解け後で、仁頃山以外の山では雌阿寒岳が最初になったわけです。
次は、どこにしようかな?
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