野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
今朝はどんより厚い雲です。
起床時の気温は13度、ほぼ平年並みか少し高めでしょうね。
台風の影響もあり、今日の夜遅くから雨模様になるかもしれません。
この地方は災害が除けてくれるらしく、台風も大雨も地震も稀でしかもちょっとだけです。
自然災害が心配な人は、どうぞおいでください。なんちゃって。
さて、昨日は紅葉を前に、山の様子を見にいってきました。
目指すは大雪山の『表大雪』と呼ばれる東側の山です。
ここは日本最北の2千メートル級の山々が連なる場所です。
目指す山は『永山岳』、『比布岳』、運が良ければ『愛別岳』です。
通常は『愛山渓温泉』という場所が登山口になります。
旭川の東にある「上川町」のR39沿い「ドライブイン愛山渓」から山奥へ19km。
細い道ですが、全部舗装されています。
朝、3:30起床、4:00ジャスト車で出発です。
R39石北峠経由で2時間10分かかりました。(早朝で車が少ないので)

愛山渓温泉到着です。 正面右手に駐車スペースがあります。(登山者用トイレは左側に仮設が4つ)

車の中で軽食を食べて、準備の後に登山口から『06:36スタート』です。

少し歩いた先に登山ポストがあります。台帳はどこ? ポストの中でした。(すんませんピンぼけ写真です)

歩きはじめてすぐに『サラシナショウマ』が歓迎してくれました。 それにしてもたくさんありました。

最近雨が降ったのでしょうか...板や木の枝を敷いてありますが、既にこの段階で登山靴も泥だらけ・・・

登山道では常に川の流れる音が聞こえています。

最初の川渡りですが、鉄製の曲がったものが架かっていました。 大丈夫?

この辺は流れも弱く落ちても心配ないようです。

20分で「三十三曲分岐」の標識です。 帰りにも見て「このキロ数ゼッタに嘘だ!」と感じました。(個人的感想)
まともな標識は全行程中で「これ一つ」だったとも言えます。
ここからはしばらくの間、渓流沿いの道が続きます。
斜里岳を思い浮かべました。長い時間にわたり渓流の音が耳についてまわりました。

この時期ですから花は期待していません。「ミヤマセンキュウ」、「コモチミミコウモリ」、「タケシマラン?」

木の根と言わのコラボ・・・よじ登ります。

つい最近切り刻んだと思われる巨木です。登山道を塞いでいたようですが、輪切りになってました。
この先から渓流・滝が出てきます。並べておきますね。



「村雨の滝」かな?

「昇天の滝」かな?

登山道は3度ほど川を渡ります。 それ以外は渓流の上側(崖)を歩きます。

少しだけ上の方が見えてきました。 永山岳の手前にある「中条岳」でしょうか。木々に朝日が当たってきました。

こんな看板が途中にあるのですが、意味不明。

高い場所から眺める渓流。上がったり下がったりの繰り返し。

滑る岩場に掛かるロープです、が...このロープも滑るんだなぁ。

川を渡る場所は飛び石で問題なく歩けます。

「ミソガワソウ」が群生、「エゾトリカブト」、「アキノキリンソウ」でしょうか。

「滝ノ上分岐」の看板はなんとか読める程度です。 ここからは渓流とお別れになります。

そして厄介な道の始まりです。 岩と泥が混在する登山道ですが、雨の時には川のようになりそうですね。
これが滑るのなんの。 そして道にかぶさる笹と低木には朝露がたっぷり!
カッパを着ると暑いので、そのまま前進! 腕の辺りはびしょ濡れでした。

振り返るとかなり高度が上がっているのがわかります。

沼ノ平が見えてきました。 紅葉が終わる前になんとかあの辺りを歩きたいと思っています。

岩と泥の道は延々と続きます。 靴とゲーターは泥だらけです。

何か美味しそうな実がなっています。 多分「クロウスゴ」の実かと。

「タカネナナカマドorウラジロナナカマド」のようです。

泥が少し減って岩ゴロゴロの道になり、ハイマツが増えてきました。

ようやく視界が広がってきました。

ここが全部染まったら、素晴らしい景色なんです。(昨年はその景色を遠くから見ました)


時折、雲が日差しを遮るようになってきました。 嫌な雰囲気です。

あれま、まだ「コマクサ」が残っていたようです。

岩場では「ウラシマツツジ」が赤く染まっていました。

ここからはハイマツと岩の道が延々と続きます。 標識は意味不明。

斜面の上には大きな岩がそびえています。

これから向かう永山岳の方角です。

そして谷を挟んだ向かい側には当麻岳への尾根が見えます。

スタートから2時間が過ぎています。少し先のベンチのある場所で休憩しようかな?

なんて、眺めているうちに下から湧き上がるガスがどんどん増えてきました。
長くなるので、今回も分けて掲載します。
続きは明日へ・・・m(_ _)m
※山歩きの記録は終了直後のものを除き、 『こちら』 にまとめてあります。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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起床時の気温は13度、ほぼ平年並みか少し高めでしょうね。
台風の影響もあり、今日の夜遅くから雨模様になるかもしれません。
この地方は災害が除けてくれるらしく、台風も大雨も地震も稀でしかもちょっとだけです。
自然災害が心配な人は、どうぞおいでください。なんちゃって。
さて、昨日は紅葉を前に、山の様子を見にいってきました。
目指すは大雪山の『表大雪』と呼ばれる東側の山です。
ここは日本最北の2千メートル級の山々が連なる場所です。
目指す山は『永山岳』、『比布岳』、運が良ければ『愛別岳』です。
通常は『愛山渓温泉』という場所が登山口になります。
旭川の東にある「上川町」のR39沿い「ドライブイン愛山渓」から山奥へ19km。
細い道ですが、全部舗装されています。
朝、3:30起床、4:00ジャスト車で出発です。
R39石北峠経由で2時間10分かかりました。(早朝で車が少ないので)

愛山渓温泉到着です。 正面右手に駐車スペースがあります。(登山者用トイレは左側に仮設が4つ)

車の中で軽食を食べて、準備の後に登山口から『06:36スタート』です。

少し歩いた先に登山ポストがあります。台帳はどこ? ポストの中でした。(すんませんピンぼけ写真です)

歩きはじめてすぐに『サラシナショウマ』が歓迎してくれました。 それにしてもたくさんありました。

最近雨が降ったのでしょうか...板や木の枝を敷いてありますが、既にこの段階で登山靴も泥だらけ・・・

登山道では常に川の流れる音が聞こえています。

最初の川渡りですが、鉄製の曲がったものが架かっていました。 大丈夫?

この辺は流れも弱く落ちても心配ないようです。

20分で「三十三曲分岐」の標識です。 帰りにも見て「このキロ数ゼッタに嘘だ!」と感じました。(個人的感想)
まともな標識は全行程中で「これ一つ」だったとも言えます。
ここからはしばらくの間、渓流沿いの道が続きます。
斜里岳を思い浮かべました。長い時間にわたり渓流の音が耳についてまわりました。



この時期ですから花は期待していません。「ミヤマセンキュウ」、「コモチミミコウモリ」、「タケシマラン?」

木の根と言わのコラボ・・・よじ登ります。

つい最近切り刻んだと思われる巨木です。登山道を塞いでいたようですが、輪切りになってました。
この先から渓流・滝が出てきます。並べておきますね。



「村雨の滝」かな?

「昇天の滝」かな?

登山道は3度ほど川を渡ります。 それ以外は渓流の上側(崖)を歩きます。

少しだけ上の方が見えてきました。 永山岳の手前にある「中条岳」でしょうか。木々に朝日が当たってきました。

こんな看板が途中にあるのですが、意味不明。

高い場所から眺める渓流。上がったり下がったりの繰り返し。

滑る岩場に掛かるロープです、が...このロープも滑るんだなぁ。

川を渡る場所は飛び石で問題なく歩けます。



「ミソガワソウ」が群生、「エゾトリカブト」、「アキノキリンソウ」でしょうか。

「滝ノ上分岐」の看板はなんとか読める程度です。 ここからは渓流とお別れになります。

そして厄介な道の始まりです。 岩と泥が混在する登山道ですが、雨の時には川のようになりそうですね。
これが滑るのなんの。 そして道にかぶさる笹と低木には朝露がたっぷり!
カッパを着ると暑いので、そのまま前進! 腕の辺りはびしょ濡れでした。

振り返るとかなり高度が上がっているのがわかります。

沼ノ平が見えてきました。 紅葉が終わる前になんとかあの辺りを歩きたいと思っています。

岩と泥の道は延々と続きます。 靴とゲーターは泥だらけです。

何か美味しそうな実がなっています。 多分「クロウスゴ」の実かと。

「タカネナナカマドorウラジロナナカマド」のようです。

泥が少し減って岩ゴロゴロの道になり、ハイマツが増えてきました。

ようやく視界が広がってきました。

ここが全部染まったら、素晴らしい景色なんです。(昨年はその景色を遠くから見ました)


時折、雲が日差しを遮るようになってきました。 嫌な雰囲気です。

あれま、まだ「コマクサ」が残っていたようです。

岩場では「ウラシマツツジ」が赤く染まっていました。

ここからはハイマツと岩の道が延々と続きます。 標識は意味不明。

斜面の上には大きな岩がそびえています。

これから向かう永山岳の方角です。

そして谷を挟んだ向かい側には当麻岳への尾根が見えます。

スタートから2時間が過ぎています。少し先のベンチのある場所で休憩しようかな?

なんて、眺めているうちに下から湧き上がるガスがどんどん増えてきました。
長くなるので、今回も分けて掲載します。
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