野付牛・四季彩々(いろいろ)
風景・花などの写真とともに、野付牛(北見の旧地名)を中心としたオホーツク圏の四季の移ろいを発信します。
雄阿寒岳登山・・・続編です。
頭上には青空も見えてきましたが、下界は濃い霧(雲)に覆われたままです。

ハイマツの下を縫うように進みます。 地表では『コケモモ』の小さな花が可愛いですね。


一気に眺望が開けてくると、左手に山の峰が見え、右前にも峰が見えています。

しかし、どちらも山頂ではありません。まだ山頂は見えない位置です。

七合目です。ここから八合目は10分足らず...近すぎない?と感じます。

足元がガレ場になってきたところで八合目到着! 意外ながらここに気象観測所があったそうです。
昭和19年から21年の2年間のみですが、職員が常駐した場所です。

ようやく本命の山頂が見えてきました。随分遠く感じますが歩くと意外と近かったです。

一旦下った場所に何故か九合目があります。

谷底に「ひょうたん沼」が見えることになっていますが、干上がったのか見えません。

ズームしてみると、山頂に三人の人影が見えました。もうすぐです。

ついに山頂へ到着ーーーーー! 登山口から3時間15分掛かりました。平均的なペースでしょう。
残念ながら阿寒湖はまだ見えません。。。と言うか全てが雲の下でした。

でも、雲海も綺麗でしたよ。雲の向こうは斜里岳です。その先には知床連山が続きます。

少し待っていると霧の中から現れたのは『パンケトー』です。見えて良かった!

こうしてみると雲海も良かったですね。空の白い雲も綺麗!

2週間ほど前に登った雌阿寒岳の一部だけ見えていました。

下界はイメージできますが、この景色は飛行機から見るような景色でした。

腹ペコだったので、11時前ですが山頂で弁当を食べました。風もなく穏やかでした。
十分に楽しんだので、同じ道を下山することにします。
(雄阿寒岳は独立峰で登山道も1ルートのみです)
下りも足元に十分な注意が必要です。何度も転びそうになります。
足も疲れているので、上の方のガレ場、中腹の石と木の根に注意が必要です。

6合目あたりで僅かな時間ですが『阿寒湖』が顔を見せました。遊覧船の姿もチラッと。

途中からは又しても雲の中、雲の下...阿寒湖に下りてきた時もどんよりしたお天気でした。
山全体が見えないままでしたので、過日に雌阿寒岳から撮った写真を載せます。

阿寒湖の右奥が雄阿寒岳ですね。

下山後、入り口付近で見つけたのは『エゾフウロ』でした。

登山口から300mほど下がった「滝見橋」から見た阿寒湖からの水の流れです。(阿寒川源流)

帰路の津別手前の畑で見た『おもしろカカシ』のショットです。(毎年見られます)
雌阿寒岳より低い山ですが、登ってみればかなり手強いと感じました。
高い段差が連続し、足腰にも相当な負担となりました。
まだ登山初心者でもある野付ウシは「修行が足りんな」との感想を持った次第です。
雄阿寒岳登頂記録...これにてオシマイです。 お疲れさま~
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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