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アイヌ文化フェスティバル
- 2014/11/10(Mon) -
先週末(11/8)、北見芸文ホールで開催された「アイヌ文化フェスティバル」を見てきました。
 
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 阿寒湖のアイヌ部落に行くと歌や踊り・伝統工芸などが見られますが、

 今回は「阿寒アイヌ民族文化保存会」の方たちが北見に出向き披露してくれました。

歌や踊りの前に、国立科学博物館の人類研究部長である篠田謙一氏による講演も。

 人類及び日本人の起源などに関する最新の研究を解説してくれましたが、非常に興味深いものでした。

 最新のDNA解析技術により新たな研究結果が次々に出ているようです。

 北海道と沖縄の先住民族が似通っている事実と根拠に関しては興味深いものでした。

残念ながら舞台発表の内容は撮影出来ないため写真はありません。

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 歌や踊りは久しぶりに見たものですが、今までになく新鮮に思われます。

 作られた電子音が溢れる世界に慣れてしまっていたことがわかりますね。

 非常に素朴で美しいものだと改めて思ったものです。

 歌に伴奏はなく、手拍子だけ・・・旋律も単純な繰り返しが多いようです。

 踊りも極めて素朴...自然界や人々の生活、気持ち等を表現しています。

 あまりの素朴さに涙が出そうになったほどです。

 人間という自然界の一部に立ち返ったような気持ちがしました。


 ロビーでは様々な展示が行われていました。

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 無料の資料やアイヌの伝説による童話の本もたくさん置かれています。
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 アイヌ文化の資料(パンフレット)は日本語・英語の他に6カ国の言葉で説明されています。

 童話の冊子は立派なもので10種類近くありましたが、全部無料なんです・・・

 手厚い保護と「様々な予算」が使われていることをうかがわせるものですね...

   (これについて個人的には少々違和感を感じています)

 伝統工芸として木彫と刺繍の実演も行われました。
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 ※サムネイル縮小版はクリック拡大可能です


 先住民族については世界中にたくさん存在しています。

 近年になりようやく差別も少なくなりましたが、国により格差はあります。


私めがオーストラリアに住んでいて感じたこともあります。

 ご存知のとおり「アボリジニ」と呼ばれる人たちは先住民族です。

 独特の文化を育んできましたが、イギリス統治(植民地化)時代に迫害を受けました。

 今では人権も文化も保護されていますが、既に失ったものは大きいようです。


 アボリジニの文化で独特の絵画や文様がありますが、それらをモチーフにした製品は数多く、

 様々な形で生活にもファッションにも溶けこんでいます。

 私もそれらの雰囲気が大好きで、Tシャツやセーターを含めてたくさん持っています。

 おみやげ品としても価値あるものだと感じています。


アイヌの文様などのデザインは少量ながら出回っていますが、浸透はしていません。

 刺繍・ユーカラ織りなどの伝統工芸品は一部で売られているものの、高額過ぎて手が出ません。

 もっと安価に普及させることもできるはずですが、一向にその気配はみえませんね。

 北海道土産の一部に終わるのではなく、『日本のお土産・日本のデザイン』になって欲しいですね。

 沖縄と北海道で生きる独特の文化を形にして世界に発信すべきだと思うところです。


 何がこれらを阻んでいるのか私めにはわかりませんが、残念に思います。


久しぶりに見たアイヌ文化の素朴さに癒やされました。

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