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キタキツネ
- 2015/12/06(Sun) -
朝から快晴! 朝は-11度、昼には+1度くらいが予想されます。

今日は1枚の写真から想像(妄想)を広げてみました。

s-P103543№014
 雪の中に鼻を突っ込んで小動物の匂いを探すキタキツネ。
 (鼻の頭に雪が付いていますね)

ちょっと思いつきで童話風に綴ってみました。

【キタキツネのツネオ】

キタキツネのツネオは今日も餌探しに走り回っていた。
寒さに耐えうる冬毛とは言え、氷点下20度にもなる厳冬期。
最後の餌は3日前に食べた「小さな野ネズミ」だった。

空腹と寒さが骨身に染みる。
それでも動ける限りは餌を探さなければならない。
見つからなければ、それは死を意味する。

空腹さえ克服できれば、巣穴と冬毛で暖かく過ごせる。
だが、雑食とは言え冬期間に食べられるものは微々たるもの。
エゾシカのように樹の皮や枯れ草は食べない。

キタキツネの餌のほとんどは、小動物や昆虫、鳥・魚などである。
時々食べ物をくれる観光客も冬は期待できないし、
湖や川の小魚も冬期間はほとんど捕獲できない。

冬眠中の小動物も掘り起こすし、怪我をした水鳥を襲ったりもする。
打上げられる魚を探し延々と海岸線を歩くこともある。
人家や家畜の小屋に忍び寄り保存食などを盗んだりもする。
餌を手に入れるためには手段を選んでいられない。

ツネオが生まれた春、兄弟は雄三匹だった。。
しかし、子別れ前の夏には交通事故で弟を失った。
雪深い冬を迎えたある日、罠にハマり死んでいる兄を見た。

ツネオは孤独で厳しい冬を生き抜き、連れ合いを見つけ出し、
子孫を残さねばならない。

今日も凍てついた山の中で必死に餌を探すツネオであった。



ま・・・こんな調子で物語はどんどん発展できそうですね。
そんなお話も思い浮かぶ写真でした。

 (お暇でしたら続きをどうぞ)
 

(追記)

キタキツネは本州の「ホンドキツネ」より一回り大きい。
平均寿命は6-7年だが、冬が厳しいち方では平均2-3年と言われる。
キタキツネは冬の12月~2月が繁殖期で春に子供が生まれる。
だが春に増えた家族も、交通事故や病気・飢等で減っていく。

子育てはメスの仕事で雄は一切関わらない。
母親との子別れの儀式は虎やライオンと同じで非情である。
独立した後は相手を見つけ子孫を増やさねばならない。


豊富だった小動物や魚や昆虫は環境の変化で減少に転じて久しい。
「開発」と言う名の自然破壊で、キタキツネ等の生活圏も縮小した。
人間との距離が近くなると、キツネの交通事故死も増えたし、
 間違って飲み込んだビニールや有害物質による死も増えた。

自然界に生きる多くの動物は今、危機に瀕している。
地球温暖化は人間だけが被害を被っているのではない!


私達ができること...
各々が身の回りの自然をもっと大切にしましょう!


と、少々シリアスな展開となりましたが、いかがでしたでしょうか?

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コメント
- -

綺麗な冬毛ですね
体をみても、其れほど痩せていないので
今の処、餌は何とか手に入っている
って感じのようですが
問題は、この先でしょうね
2015/12/06 13:51  | URL | 山親父 #-[ 編集] |  ▲ top

- Re: 山親父さんへ -

山親父さん...

> 今の処、餌は何とか手に入っているって感じのようですが
> 問題は、この先でしょうね
****まだ冬は序の口ですから2-3月頃が厳しいかもしれませんね。
2015/12/06 14:49  | URL | 野付ウシ #-[ 編集] |  ▲ top

- -

嫌われ者だけど
自然の中で懸命に生きてるんですよね。

カラスもキツネもみな同じように。

2015/12/06 15:18  | URL | ♪デコ♪ #gwQYCaNk[ 編集] |  ▲ top

- Re: ♪デコ♪さんへ -

♪デコ♪さん...

> 嫌われ者だけど
> 自然の中で懸命に生きてるんですよね。
> カラスもキツネもみな同じように。
****でも、どちらも愛おしくなりますね。
  カラスの仕草さんか良く見るとホントに可愛いですよ。
2015/12/06 20:09  | URL | 野付ウシ #-[ 編集] |  ▲ top


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