カタクリ保護地区

2017.05.04(08:45)

 昨日3日は28度ほどと、異常に気温が上りました。(前日は12度だった(-_-;))
 が...今日の予想気温は30度です!
 でも朝は3度ですから、一気に27度も上昇ですね。
 まだ地面が温まっていないので、30度になっても空気は爽やかです。
 気温差が激しくて、ジェットコースター並ですね。(笑)


 さて、今日の話題は『カタクリ』です。
 多くの方がブログでも取り上げていて、羨ましい限りでした。
 旭川の群生地をブロ友さんも紹介されていますが、素晴らしいですね。

 過日、縁があって近郊の「カタクリ保護地区」を回ってきました。
 
 北海道でも普通に見られるカタクリ...と思ったら、違うんですね。
 大掛かりな調査の結果では、道東地区(釧路や根室、網走・北見等)ではほぼゼロです。
 (帯広の一部では自生しています)

 で...北見のカタクリは北海道の東部では唯一とも言える繁殖地なのです。
 普通に山で見られる地域ではないわけです。

 野付ウシも自然に咲くカタクリは実は初めて撮りました。
 聞けばカタクリは発芽してから、開花までに7-8年掛かるのだとか。
 (思わず「オオウバユリ」を思い浮かべました)

 この地域の開花時期は気温も寒く不安定なので、ミツバチやチョウはまだ出ていません。
 ということは、受粉を助ける手段が無いわけですね。
 そこで生き延びるためにカタクリが取った手段とは...「自家受粉」でした。
 自分の花粉で受精する、という究極の選択だったようです。
 他の地域でも稀にあるようですが、この地域の「自家受粉確率」は60%になるとか。

 動植物の知恵、延命策ってすごいですね。
 そうして僅かずつ広がった群生地が郊外にあったわけです。
 現在は市と現地の保護団体が管理しています。
 周辺や取り付け道路は民有地のため、侵入はできません。

 唯一の方法が今回参加した『観察会』なる公的行事です。
 今年は3日間で6回(各15名)行われました。
 現地は林道のみで一般の車も入れない状態です。
 開花期間中は保護団体の方が交替で監視もしているようです。
 一時期、大量に盗掘に遭ったようです。
 カタクリは「山菜」としても重宝されたようですので・・・

 前置き長すぎですが、以下に「分布限界」に自生するカタクリの写真を。

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 他の群生地のように、びっしりと密集してはいません。(自生する面積は広大)

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 本当に魅力的な姿ですね。 「ひっそりと」という言葉もぴったりです。

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 周辺には多くの山野草も咲き誇っていました。今はエゾエンゴサクやニリンソウが満開ですね。

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 発芽して7-8年掛かると言いましたが、このヒョロっとしたのが1年生です!


 以下は縮小画面にて並べておきます。(拡大でどうぞ)

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 以上、自生の限界地域に咲くカタクリでした。
 


 ※山歩きの記録は こちら にまとめてあります。

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2017年05月04日

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